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新外国人選手のオープン戦成績がチームの行く末を左右するのか?

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2023年のプロ野球シーズンが待望される中、カープの春季キャンプは日南から沖縄へと舞台を移し、2月15日(土)からはオープン戦が始まります

昨季、カープの歴史的失速に影響を与えた要因の一つとして、新外国人野手の不振が挙げられます

特に、2022年のオープン戦では新外国人選手であるシャイナーが18試合で打率.111、0本塁打、2打点、8三振という成績を記録し、レイノルズも16試合で打率.154、1本塁打、6打点、14三振と振るわない結果に終わりました

これにより、開幕カードでの故障による離脱を受けたでしたが、両選手の合計出場試合がわずか14試合であったため、チームの得点力不足につながったと分析されています

「新外国人選手のオープン戦の成績は、シーズンにはつながらない」という意見もありますが、本当のところはどうなのでしょうか?最近10年間の主な新外国人野手のオープン戦成績と公式戦結果を比較してみました

まず最近の例として、2023年のデビッドソンはオープン戦で打率.233、2本塁打、6打点、17三振という成績を残しました

彼はMLBで6年間プレーし、54本塁打を記録

その翌年のシーズンでは112試合で19本塁打をマークしましたが、打率は.210と低迷し、1年で契約が終了しました

昨季は韓国プロ野球に移籍し、打率.306、46本塁打、119打点と輝きを取り戻したため、ファンの間からは惜しむ声が上がりました

また、2022年から2年間所属したマクブルームは、オープン戦に出場できずに来日

一方、シーズンでは128試合に出場し、打率.272、17本塁打、74打点という成績を残しました

2年目のオープン戦では打率.200と不振でしたが、シーズンを通じてのパフォーマンスは合格点を与えられました

2021年に加わったクロン選手は、オープン戦では打率.063の成績を残し、42試合で打率.170という成績で1年限りでの契約終了となりました

新外国人選手のオープン戦でのパフォーマンスが、シーズンにどのような影響を与えるかがクローズアップされています。特に、昨季の不振を繰り返さないために、選手たちの成績は非常に重要であることが分かります。また、選手がいかに早くチームにフィットするか、そのプロセスをファンは注視していくことでしょう。
ネットの反応

広島カープの新外国人選手たちに対するコメントは、オープン戦と実際のシーズン成績に対する懸念や期待が入り混じっています

多くのファンが、過去のデータから外国人選手の成功率が低いことを指摘し、それに伴ってスカウトの評価に対する不満が感じられます

「期待超薄」とのコメントもあり、これは選手に対する期待感が乏しいことを示しています

昨年、オープン戦で強気な発言をした監督に対しても厳しい意見が出ており、シーズン開幕後の結果とのギャップが強調されています

ネットコメントを一部抜粋

  • 期待超薄
  • どんだけスカウトの目利きが無いかわかるデータやな。
  • オープン戦なんて相手チームからしたらお試し・研究期間。
  • 外国人野手を二人とって、その二人がコケた時の事はこれっぽっちも考えてないのが松田脳。
  • オープン戦は相手投手が自分の球の走りを試している場なので、打てても当てにはならない。
キーワード解説

  • オープン戦とは?プロ野球シーズン前に行われる試合で、選手の調子やチーム戦略を確認する目的があります。
  • 新外国人選手とは?主にメジャーリーグや他国のリーグでプレーしていた選手が、日本のプロ野球チームに新たに加入することを指します。
  • 打率とは?打者が安打を記録する確率を示す指標で、非常に重要な成績の一つです。
  • 本塁打とは?野球で、打者がボールを外野の境界を越えて打つことで得られる得点の一つです。

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