楽天ルーキー中込陽翔、初登板で自己最速151キロを記録

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◇15日 練習試合 阪神6―0楽天(沖縄・宜野座) 楽天のドラフト3位ルーキー右腕の中込陽翔投手(23)=四国アイランドリーグplus・徳島=がプロ初マウンドでいきなり自己最速を更新した

彼は4回に2番手として登板し、初球で球場が表示した数値はなんと151キロで、これが自身の記録を1キロ上回るものとなった

中込投手は、プロ入り前は最大150キロを記録していたが、最近のトレーニングやダッシュにより体のポテンシャルが向上し、球速が増したという

さらに、3人の打者を内野ゴロに打ち取り、堂々とした投球を披露した

この試合では151キロの球速を2球投げることに成功した

彼は筋力トレーニングを趣味としており、過去にはボディービルの大会で部門優勝を果たした異色の経歴を持つ

シーズンオフには体重が84キロから3キロ増えて87キロになったことが、球速向上に寄与しているとのこと

試合を視察した中日の岩田慎司スコアラーは、「彼の投球は非常に良かった

スピードガンよりも速く感じられた

身長は175センチと高くはないが、サイドスロー気味で問題は全くない」と評価している

当初、彼は13日に予定されていたDeNAとの練習試合に登板するはずだったが、試合は雨で流れてしまい、初の登板機会は阪神戦となった

昨季までプレーしていた独立リーグの試合とは比べものにならないほどの観客の多さに「この人数の中で野球をすることはなかったので、すごく気持ちも上がった」と初登板の喜びを語った

中込陽翔選手の初登板でのパフォーマンスは、彼の将来に大きな期待を抱かせるものとなった。一般的にプロの舞台でのプレッシャーは大きいが、初回から151キロを記録する姿勢は素晴らしい。体重増加による球速の向上も、彼の努力の賜物であり、今後の成長にも目が離せない。
キーワード解説

  • ルーキーとは? ルーキーは、新しくそのスポーツチームやリーグに加入した選手を指します。プロ野球では、ドラフトで選ばれた選手がルーキーとして登場します。
  • 自己最速とは? 自己最速とは、選手自身がこれまで記録した最も速い球速を意味します。選手の成長やトレーニングの成果が表れた瞬間と言えるでしょう。
  • サイドスローとは? サイドスローは、ピッチャーが横から投げる投球スタイルのことです。このスタイルは、打者にとって球を打ちにくくする要素の一つです。
  • トレーニングとは? トレーニングとは、体力や技術を向上させるための訓練を指します。選手の成長にはこのトレーニングが大変重要です。

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