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広島・常広羽也斗投手、ヤクルト戦で力投 – 侍ジャパンへの期待高まる

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<練習試合:ヤクルト4-1広島>◇15日◇沖縄・浦添で行われた練習試合において、広島カープの常広羽也斗投手(23)が、対外試合初戦となるヤクルト戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた

初選出された侍ジャパンの一員として挑む彼は、試合の中で2回1安打無失点という成績を収めた

攻撃的な投球スタイル

常広選手はこの試合で、打者7人中6人に対して初球をストライクとして投げる攻撃的なスタイルを貫いた

予定されていた投球回を20球で終え、非常に良好なので、体力にも余裕があることが感じ取れた

フォークボールとカットボールの使い分け

初回には、同じく侍ジャパン選出の長岡選手に左前打を許したものの、この日はフォークボールの精度に難があった

一方で、カットボールが非常に効果的に機能していた

2死二塁の局面では、沢井選手をカットボールで詰まらせ、二ゴロに仕留めるなど、ピンチを切り抜けた

監督の高評価

新井監督も「相手が空振りをしているのを見て、真っすぐに見えたのではないか」と述べ、常広選手のマウンドでのパフォーマンスに満足感を示した

これは、彼の調整が順調であることを裏付けるものであり、今後の期待が高まる

今季の目指すべき場所
3月には侍ジャパンの強化試合が控えており、常広投手は今季の広島の先発陣の一員として重要な役割を担うことが期待されている

オープニングゲームでの「開幕投手」候補としての自覚も強く、「自分がいいプレーをしないと、1年間の成績に影響が出る」と語っている

常広投手は自身の投球スタイルに自信を持ち、2年目のシーズンを成功に導くために好スタートを切った

広島・常広羽也斗投手のヤクルト戦でのパフォーマンスは、投球技術の向上だけでなく、侍ジャパンでの活躍への期待感を高めるものでした。特にフォークボールが不調でもカットボールで対応できる姿勢は、今後の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • フォークボールとは? スピンをかけて落ちる特性を持つ投球で、打者にとって非常に打ちにくい球種です。
  • カットボールとは? ボールの横方向にカットするように回転をかけ、打者のミスを引き出す投球方法です。

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