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ソフトバンク春季キャンプで激しい捕手争いが勃発、渡邉陸が初本塁打を記録

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ソフトバンクは15日、宮崎で春季キャンプ初の紅白戦を行い、選手たちのパフォーマンスが注目を集めている

この試合は特別ルールで6回制となっており、白組の「8番DH」で出場した渡邉陸捕手(24)が、チーム1号となるソロ本塁打を放った

年間を通じての正捕手争いが激化する中、出場した4人の捕手がそれぞれ異なるアピールを見せた

渡邉は5回、対戦相手の投手から高めに浮いた直球をとらえ、打球が右翼の芝生席に飛び込むのを見て、バットを投げ捨てた

しかし、打った瞬間の心の中には「悔しさしかない」という気持ちがあったことを明かした

前半の守備で送球ミスを繰り返したことが影響しているようで、今シーズンに向けて更なる改善を誓った

渡邉は2022年にプロ初本塁打を含む2打席連続本塁打を記録したものの、その後の2シーズンでは1軍出場がなく、復活を目指す強い思いを持っている

一方、小久保監督は捕手の正選手を決めるにあたり、特に守備面を重視する考えを示しており、「守れないと試合に出しにくい」と述べる

競争がより厳しくなる中、渡邉は「自分のできることは、いいプレーをするしかない」と意気込みを語った

捕手としての定位置を争うライバルには、谷川原や海野がいる他、33歳のベテラン嶺井も今クールから1軍に合流しており、適時打を記録するなど存在感を示した

このように春季キャンプでは、選手たちの取り組みが今後の実戦にどう影響するのか、目が離せない状況となっている

ソフトバンクの春季キャンプは、選手たちのレベルアップの場であり、特に捕手争いが注目されています。渡邉陸は自身のパフォーマンスに厳しく、悔しさを滲ませながらも実力を証明しようとしています。シーズンに向けた真剣な姿勢が印象的です。
キーワード解説

  • 紅白戦とは?紅白戦は、チーム内でメンバーを2つのグループに分けて行う練習試合のことです。実戦に近い状況で選手の能力を評価することができます。
  • 捕手とは?捕手は、ピッチャーが投げたボールを受ける選手で、試合の中で非常に重要な役割を担っています。特に守備やリードの能力が求められます。
  • 正捕手とは?正捕手は、チームで最も信頼されている捕手を指し、試合で主に出場する選手のことです。特に守備力や打撃力、チームとの相性が重要視されます。

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