この日、高橋投手は計34球を投げ、打者9人に対して被安打は4本とまずまずの結果を残した
初回の投球内容
高橋投手は1イニング目、先頭の村松選手をカウント1-1からカットボールで遊ゴロに打ち取ったその後、ボスラー選手と石川昂選手に甘く入った変化球を捉えられ、連続で二塁打を許したが、続く福永選手をカットボール、宇佐見選手をナックルカーブでそれぞれ中飛、二ゴロに抑え、最小限の失点に抑えた
2回目の登板
2イニング目の投球では、村松選手を中飛に抑えたものの、上林選手と土田選手に安打を許したしかし、最後は細川選手を一邪飛に打ち取るなど、安定感を示した
「しっかりストライクゾーンに」との高橋投手の言葉通り、四死球はゼロであった
登板後は笑顔を見せ、今季初の開幕投手に向けて順調な調整ぶりを見せた
高橋宏斗投手の実戦初登板は、彼の開幕投手への準備状況をうかがわせるものでした。シーズンが近づく中で、これからの成長が期待されます。特に、安定したコントロールや変化球の使い方は、今後のシーズンにおいて重要な要素となるでしょう。
キーワード解説
- シート打撃とは?シート打撃は、実戦形式で選手の打撃や投球技術を確認するための練習行い、実際の試合に近い状況で行います。
- カットボールとは?カットボールは、投手が投球する際に、ボールの回転を利用してわずかに横に切れるように投げる変化球の一種です。
- ナックルカーブとは?ナックルカーブは、通常のカーブよりも球速が速く、球が落ちる動きが特徴の投球で、打者にとっては不規則な軌道を描くため打ちにくい球です。