上林選手は「どんどんファーストストライクから振る中でタイミングを合わせていくことが重要です
スイングをかけることで得られることも多いので、特にこの時期の積極性と攻めの姿勢は大切だと思っています」と語りました
彼は打撃コーチの松中選手からも「しっかり1球目から振る準備をしていけ」と指導を受けていることを明かしました
シート打撃では、第1打席で涌井選手のカットボールを1ボール後に右前へ運び、クリーンヒットを記録
第3打席では新外国人ピッチャーのウォルターズ選手との対戦で、初球の真っ直ぐをファウルにし、次の球を見事に捉えて一・二塁間を抜く右前打を放ちました
この打席でマルチ安打を達成しました
また、第4打席ではカウントが2-2と追い込まれた状況から「真っ直ぐを意識しながら上手く対応できた」とコメントし、スプリットをバットの先端でしっかり捉え右翼線に運ぶヒットを打ちました
彼の持ち味であるバットコントロールが光る場面です
前日には、DeNAとの練習試合で豪快な先制2ランを記録しており、2日続けて好調なアピールを行っていることが分かります
「目立つことが大事だと言われたので、どうしようかと思った時に『ピンクがいいんじゃね?』と思ったんです」と、現役時代に井上監督から愛された色をリストバンドに取り入れることにした理由を語りました
井上監督は「上林はポーカーフェイスで何を考えているか分からないといじっていたが、そういったところから変わろうとしている
キャンプ中も最後までティー打撃やロングティーを行っており、殻を破りたいという気持ちが強い」と、彼の成長を見守っている様子を述べ、外野の競争では「上林を外すわけにはいかない」と評価しました
上林選手のシート打撃での活躍は、今シーズンに向けた大きな前進を示しています。井上監督の期待も高まる中で、彼が自己改革に取り組む姿勢はプレー面での結果に結びついています。今後のサバイバルレースにおいて、彼がどのような成績を残すのか注目が集まります。
ネットの反応
中日ドラゴンズの上林誠知選手が、シート打撃で4打数3安打を記録し好調を維持しています
前日は先制の2ランホームランを放っており、今季の活躍への期待が高まっています
ファンからは「来週からオープン戦が始まるので、上林選手には結果を出し続けてほしい」とのコメントが多く見受けられます
年齢が30近いことからも、試合でのアピールが必要との指摘もあり、期待と焦りが交錯する様子が伺えます
彼はソフトバンク時代からポテンシャルは高く評価されていましたが、怪我や調子の波に悩まされることもありました
ファンは「昨年の成績から危機感を持っているのではないか」「いい競争が繰り広げられている」といった感想を持っています
過去の経験から、実力を発揮しないままシーズンに突入することを心配する声もあります
コメントには、上林選手が調整を進めていることを評価する意見や「打撃で結果を出せば文句ない
レフト細川、ライト上林の外野が理想」といった期待も寄せられています
また、「上林選手は若くて脚力もあるので、20本塁打以上を期待できる」との声も多く、「覚醒すれば非常に強力な打線になる」との意見も見られます
最後に、上林選手に対する期待が高い反面、過去のパフォーマンスから不安視する声もあり、シーズンが正念場となることが強調されていました
多くのファンが彼の今季の活躍を見守り続けています
ネットコメントを一部抜粋
上林選手昨日のホームランに続いて好調を維持していますね。
ポテンシャルだけならソフトバンク時代からも際立っていた。
昨年いまいちだったから危機感あるだろうね。
上林が覚醒したら、そうとう良い打線になりますね。
本当に今シーズンが正念場。
キーワード解説
- シート打撃とは? シート打撃とは、打者がピッチャーと対戦してヒットを打つ練習の形式で、通常は数回の打席を持って実施されます。試合のプレッシャーを少なくしつつ、スイングやタイミングを調整するのに役立つ重要な練習です。
- ファーストストライクとは? ファーストストライクは、打者が初めてストライクの判定を受けた球のことです。初球を積極的に振ることで、打者は試合のリズムを掴むことができるため、重要な戦略となります。
- バットコントロールとは? バットコントロールとは、バッターがバットを用いてボールを正確に捉え、コントロール良く打つ技術のことです。これが上手い選手は、様々な種類の投球にも対応しやすくなります。