川原は昨季に1軍での登板経験がある選手で、今回の出場は彼にとって重要なアピールの場となりました
好投も反省点を口にする川原
川原は試合後のインタビューで、「変化球であったり直球であったり、全部1球多かったのかなというのは感じたいい練習試合だった」と述べ、自身の投球についての反省点を明かしました
この「1球多い」という表現は、試合中に投球数が一球増えることで、コントロールが揺らぎやすい状況を指します
育成ドラフト1位・工藤の存在
川原の登板前には、育成ドラフト1位である工藤が158キロの速球をマーク川原は「前に投げているヤツがちょっと球、速すぎた
それだけは嫌やった
あれは投げづらい」と苦笑いしながら、その影響を語りました
ここで言う「158キロ」はピッチャーの球速を示す数値で、NPB(日本プロ野球)では球速が非常に重要な要素となります
川原投手は無失点ながらも自己分析を行い、成長を示す姿勢を持っています。また、工藤選手の存在が彼にとって良い刺激になったのでしょう。チーム内競争が選手の成長を促す要因となるのが、プロ野球の面白いところです。
キーワード解説
- 変化球とは?:野球において、ボールの軌道や速度を変える投球方法のことを指します。打者を欺くために用いられます。
- 直球とは?:最も基本的な投球スタイルで、ストレートと呼ばれることもあり、ボールが真っ直ぐに速く飛んでいく投球です。
- 育成ドラフトとは?:プロ野球において、将来性のある若手選手を育成目的で獲得するためのドラフト制度です。