昨季は左肩の故障によりわずか4試合の登板にとどまったが、田浦は「今季こそ雪辱を果たしたい」と強い意志を示している
雨の影響でこの日は予定されていた紅白戦が中止となったが、田浦はブルペンで自らの投球フォームを確認しつつ、力強い球を投げ込む姿が見られた
田浦の昨季の成績と現在の状態
2023年シーズン、田浦選手は自己最多の45試合に登板し、7ホールドを記録したここでの「ホールド」とは、試合の中で先発投手が降板した後にリードを守った投手に与えられる称号のことで、試合を有利に進める重要な役割を果たしている
田浦は痛めた左肩について「今のところは問題なく投げられている」と語り、特に決め球としているチェンジアップの精度向上に取り組んでいる
今後の予定と目標
田浦は、17日に順延された紅白戦にスライド登板する計画だ今シーズンの目標として「50試合に登板し、チームの勝利に貢献したい」と語っており、プロ8年目にして意欲を高めている
田浦選手のキャンプでの奮闘は非常に期待される。昨季の苦い経験を経て、投球フォームの見直しや決め球の精度向上に努める姿勢は、若手選手にとっても模範となる。今季の彼の活躍がチームにどれだけの影響を与えるか、ファンは注目しているだろう。
キーワード解説
- 紅白戦とは?プロ野球の練習試合の一つで、チーム内の選手を紅組と白組に分けて行われる。選手間の競争を促進し、チーム全体の力量向上を目指す。
- ホールドとは?ビジターまたはホームゲーム中に、先発投手が降板した後、勝利を守る役割を果たしたリリーフ投手に与えられる称号。
- チェンジアップとは?投手が投げる球の一種で、速球に似たフォームで投げつつ、急激にボールのスピードを落とすことで打者を翻弄する。特に苦手なバッターを抑えるために使用される。