ソフトバンク、今宮選手の負傷でショート事情が厳しい状況に

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◆ソフトバンク春季キャンプ(18日、宮崎) 福岡ソフトバンクホークスに緊急事態が発生した

守備の要となるショートの今宮健太選手が左ふくらはぎを負傷し、リハビリ組への合流が決定した

同じく内野の全ポジションをこなすことができる川瀬晃選手も右膝を負傷しており、チームのショート事情が厳しくなっている

小久保裕紀監督は「今宮選手のふくらはぎの具合が良くないため、福岡に帰って治療に専念させることになった

開幕に間に合うかどうかはまだ分からない」と、選手の状況について説明した

今宮選手はS組から本隊への合流を予定していた15日から別メニューでの調整が続いており、病院での診断によりリハビリ組行きが決まった

昨季、ソフトバンクの遊撃手である今宮選手は126試合に先発出場し、続く川瀬選手が13試合にスタメン出場した

残りの登板はジーター・ダウンズ選手と野村勇選手がそれぞれ2試合ずつとなっており、今宮選手と川瀬選手の離脱はチームにとって大きな痛手となる

小久保監督は「ダウンズ選手と庄子選手には大きなチャンスが回ってくる

彼らには打撃だけでなく、ショートとしての守備力も重視したい」とコメントし、代役候補には来日2年目のダウンズ選手とドラフト2位ルーキーの庄子雄大選手(神奈川大)を挙げた

本多雄一内野守備走塁コーチは「ショートは内野手の中でも最もボールに関わるポジションであり、ファインプレーなくとも、確実にアウトを取ってくれる安定した守備が求められる」と話し、ダウンズ選手のショートへの専念を促すとともに、川瀬選手の早期回復を期待した

川瀬選手は順調に回復しており、3月上旬の一軍復帰を目指しているが、本多コーチは「チームとしては最悪の事態を想定し、今宮選手が戻ってきた際にも安定した内野手を育てておく必要がある」と述べ、全体のレベルアップを求めた

ソフトバンクホークスの今宮選手と川瀬選手の負傷は、チームにとって厳しい状況を生じさせており、ダウンズ選手や庄子選手にとってはチャンスとなる一方で、安定した守備が必要とされるポジションに空席が出ていることが気にかかります。今後のチームの対応に注目したいところです。
キーワード解説

  • リハビリ:リハビリとは、けがや病気からの回復を助けるための訓練や治療のことです。選手が競技に戻るために重要なプロセスです。
  • ショート:ショートとは、野球の内野手のポジションの一つで、遊撃手とも呼ばれます。この役割は、内野の中で非常に重要で、目の前に飛んできたボールを受け止めてアウトを取ることが求められます。
  • ファインプレー:ファインプレーとは、野球で素晴らしい守備やプレーを指します。通常よりも難しいプレーを成功させることを意味します。

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