楽天・鈴木翔天投手、ブルペンで実戦想定の練習を実施

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楽天ゴールデンイーグルスの鈴木翔天投手(28)は、2月19日に2日連続でブルペン練習を行い、クイックモーションや変化球を交えた投球で54球を投じました

クイックモーションとは、投手がランナーを意識して素早く投球体勢に入る投げ方で、相手チームの盗塁を阻止するために重要な技術です

鈴木投手は「まだまだ(調子が)上がっていく段階だけど、そのなかでは良かったんじゃないかな」と語り、練習の内容に満足した様子です

鈴木投手は昨年11月に行われたプレミア12日本代表に選ばれるも、左肘の痛みの影響で途中離脱を余儀なくされました

このため、彼は沖縄・久米島での2軍キャンプから始まり、その後15日に沖縄・金武町の1軍キャンプに合流しました

鈴木投手は怪我や疲労について、「自分では気づかない勤続疲労があったと知れた

前腕の強化だったり、そういうところに時間を割けたのでいい期間だったとプラスにとらえています」と振り返り、冬季期間中にフィジカル面を一から鍛え直すことができたと話しました

昨年の鈴木投手は49試合に登板し、2勝24ホールド、防御率1.66という成績を残すなど、中継ぎ陣の中心選手として活躍しました

ホールドとは、試合が続いている中で、リリーフ投手が自チームがリードしている状況で、最後まで得点を許さずにピッチングを成功させた場合に付与される記録です

鈴木投手は「キャリアハイを目指して頑張りたい」と意気込みを見せており、今シーズンのさらなる活躍が期待されます

鈴木翔天投手の復帰に向けた意気込みは非常に明るいものです。怪我からの回復期間をポジティブに捉え、体の強化に努めたことは、今後のシーズンにおいて大きな影響を与えるでしょう。特に、彼の昨年の成績からも分かるように、中継ぎ投手はチームにとって不可欠な存在です。ファンは彼の復活を期待しています。
キーワード解説

  • クイックモーションとは?投手が素早く投球体勢に入る技術で、ランナーを意識した投球を行う際に用います。
  • ホールドとは?中継ぎ投手が試合中に得点を許さず、リードを保ったまま試合を終わらせることに与えられる記録です。

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