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阪神・糸原健斗、勝負の春季キャンプでの覚悟を示す

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阪神タイガースの内野手、糸原健斗選手(32)は、20日に沖縄・宜野座で始まった春季キャンプ第5クールの初日に合流し、勝負の覚悟を語った

この日は具志川組からの参加となり、シーズンを見据えたトレーニングに取り組む

糸原選手は「しっかり、もう一度、速い球に負けないよう、そういうテーマでやっています」と述べ、各球団の守護神クラスの直球に対しての挑戦の意気込みを示した

昨年オフ、糸原選手はFA権を行使し、阪神への残留を決めた

「このチームでもう一度、優勝、日本一の喜びを分かち合いたい」と新たな気持ちで臨んでおり、シーズンに向けて求められる役割についても具体的に考えている

特に試合終盤の8回や9回に代打として出場し、相手のセットアッパーやクローザーを打ち崩すことが重要になるだろう

ただし、糸原選手は最初から代打に甘んじるつもりはない

レギュラーを目指しつつ、鍛錬を重ねる姿勢を崩さない

しかし、ここ2シーズンでは代打起用が多く、これが現実でもある

巨人に移籍したライデル・マルチネス選手(前中日)のような直球を打ち返し、チームを勝利に導く覚悟を示している

糸原選手は、かつて「代打の神様」と呼ばれた現役時代の桧山進次郎氏の言葉を引用し、「自分を代打とは思ってない

いつもレギュラーを目指している

完璧に準備した上で、与えられた役割を果たすだけ」と語り、与えられた役割でも結果を出すことが目標であると強調した

南国の地で着々と準備を進める糸原選手

満員の甲子園でファンを沸かせる一打を決める日を心待ちにしている

糸原健斗選手の意気込みや決意を聞くと、シーズンに向けた一生懸命な姿勢が伝わってくる。レギュラーを目指す一方で、代打としての役割も重要視しているあたり、選手としての真摯さが光る。期待される出番でしっかり結果を出し、阪神を勝利に導くことができるのか、一層注目が集まる。
キーワード解説

  • 春季キャンプとは?:プロ野球チームが新シーズンに向けて準備をするための練習期間で、特にキャンプ地で集中的にトレーニングを行う。
  • クローザーとは?:試合の最後に登板し、勝利を確定させる役割の投手のこと。通常、対戦相手の強打者に対抗するために起用される。
  • FA権とは?:フリーエージェント権の略で、一定の条件を満たした選手が他のチームと契約することができる権利のこと。
  • 追い込むとは?:特に野球において、投手がバッターを追い込むことで、打者が不利な状況に追い込まれることを意味する。

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