上原は、自身の投球力を試す機会として2試合に出場し、初回と2回をいずれも10球で抑えた
「結果が全てなので、ゼロで抑えられたのは良かった」とコメントした
上原投手は昨季、9年目にして初めて開幕ローテーションに入ったが、わずか7試合の登板で勝利を挙げられなかった
球団からの期待を裏切る形となった彼は、シーズンオフに自身の投球フォームを分析
その結果、腕の高さが自然と高くなりすぎていたことがわかった
今年の冬、自己最多の4勝を挙げた2023年の左腕の身のこなしをイメージし、昨季より約20センチ低い地面から180~190センチの位置でボールをリリースするよう調整している
「腕の高さは落ち着いてきた」と手応えを持ったそうだ
しかし、上原選手は努力する姿勢を忘れず、反省も述べている
「テイクバックのところに違和感があった
対バッターになるとおかしくなる
反復練習して完全に体に染み込ませる必要がある」と反省を語った
チーム内では先発陣に伊藤、加藤貴、山崎の3人が中心で、金村や福島といった若手選手の台頭も見込まれている
このような環境への危機感を抱く上原選手は、「猶予はない
やることは多いが、実戦でアピールしながら修正していかないと」と意気込みを語った
上原健太投手の努力と挑戦が感じられるニュースです。去年は満足のいく結果が出なかったため、彼がどれだけ真剣にフォームを改善しようとしているかが伝わってきます。2軍練習試合の好投は、彼の今後の成長に期待を持たせます。
キーワード解説
- 先発投手とは?:先発投手は試合の先陣を切ってマウンドに上がるピッチャーのこと。試合開始から投げることで、チームの勝利を目指す。
- 奪三振とは?:ピッチャーが相手のバッターを三振に打ち取ることを指す。これは投手の実力を示す重要な指標となる。
- テイクバックとは?:投球動作において、ボールを投げる前に腕を後ろに引く動作を指す。これを強化することで投球の精度や威力が向上する。
- 実戦でアピールとは?:実際の試合で自らの実力や成果を示すことを意味する。特に競争の厳しい環境では重要な行動である。