試合のスタートを切るのは一回、2死一、二塁の場面
上田は追い込まれてからも4球のファウルで粘り、高めに浮いたスライダーを引き寄せた
打球は右中間スタンドへ一直線に伸びていった
このホームランは、通算44勝を誇る大貫から放たれたものであり、その価値は大きい
試合後、上田は「チームとしても初回を大事にしていこうという話があったので、そこでしっかり一本出せて良かった」と語った
さらに二回には、2死一、二塁で再び打席に立ち、変化球を巧みに右前に打ち返して適時打を記録した
上田はその後、3回の守備から退いたが、以前からサブロー2軍監督兼統括打撃コーチに言われていた「ホームランを打った後は反対方向を狙え」という指導を意識し、「二回は反対方向を意識しながらいったけど、あれも中堅にしっかり打てたら」と反省の言葉を口にした
上田は昨年、明大からドラフト1位でロッテに入団し、21試合に出場して打率・259を記録
新加入の西川(青学大)選手も活躍を続けるが、「意識しません」と自然体を強調した
上田選手の活躍は、シーズンを見据える上で大いに期待ができる内容となっています。彼は自分のバッティングスタイルをしっかりと持ちつつ、コーチからの指導も素直に受け入れる姿勢を示しています。今後のトレーニングや試合での成果がますます楽しみです。
キーワード解説
- 3ランとは?3ランは、1回の攻撃で3人のランナーがホームインすることを意味し、特に本塁打が打たれた場合を指します。この結果、チームの得点が一気に増えるため、非常に重要なプレーとされています。
- 変化球とは?変化球は、投球中にボールのスピンや投げ方を変えることによって、ボールの軌道が変わる球種のことを指します。ストレートとは異なり、打者にとっては見極めが難しいため、効果的に使われます。

