元プロ野球選手が語る選手寮の「食事事情」

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BS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」が17日に放送され、元ヤクルト・広島の笘篠賢治氏(58)と南海・広島・巨人でプレーした西山秀二氏(57)がゲストとして出演した

二人は同じ上宮高校出身であり、プロ野球選手時代の選手寮の実情について語り合った

選手寮の実態とは

トークの中で西山氏は「南海の寮は汚かった」と回想し、「一応個室ではあったが、畳の部屋だった」と衝撃の告白をした

その上で、寮の食事についても触れ、「昼ご飯はインスタントラーメンだった」と述べ、視聴者を驚かせた

インスタントラーメンの思い出

西山氏によると、寮に戻ると用意されていたのは袋入りのインスタントラーメンで、さらに「卵を追加してほしい」と頼むと50円がかかるシステムだったことを明かした

「1杯目は無料だが、もう1杯お願いすると100円取られ、飲み物にもお金が発生していた」と、選手寮の厳しい経済事情を語った

広島カープの寮の変化

87年のシーズン途中にトレードで広島に移籍した西山氏は、広島の大野寮での食事が「驚くほど美味しかった」と称賛した

その理由は、料理長の宮本悦夫さんの腕前だ

「彼の料理はなんでも美味しく、特にパスタが得意」と語り、当時の食事の質の違いに驚いた

豪華なメニューに感動
笘篠氏も、自身のヤクルトと広島の選手寮を比べ、「広島ではステーキやふぐの刺身が出るなど、食事の豪華さが際立っていた」と感動を共有した

二人は、宮本さんの料理の素晴らしさを最後まで絶賛し、選手時代の貴重な思い出を振り返った

選手寮の食事は選手生活に大きな影響を与えるもので、当時の実態は驚くほど簡素であった。しかし、トレードにより移籍した先での食事の質の差が明らかになり、プロ選手としての厳しさとともに特権ともいえる食文化の違いも感じられた。
ネットの反応

西山秀二氏が南海ホークスでの寮生活について語った内容に対し、コメント欄では多くの感想が寄せられました

特に、西山氏が食べていた昼食が即席ラーメンであり、卵を頼む際には50円取られていたというエピソードに驚く声が多かったです

また、かつての南海、近鉄、ロッテといった球団が金銭的に苦しい状況だったことを想起させるコメントもあり、当時の球団の実情が浮き彫りになっています

これに対して「昔の選手たちは実家で食事をしていたのではないか」というユーモラスなコメントも見受けられました

さらに、宮本さんが作った美味しい食事を楽しんでいたカープの寮に関して、当時の選手たちが幸福だったことを感じさせるコメントがありました

特に、カープの寮食が今でも選手たちの記憶に強く残っているという意見が目立ち、広島カープは選手の胃袋を掴むことに成功しているという賛同の声もありました

新井監督が新人選手に「カープの寮の食事は12球団で一番おいしい」と語ったというエピソードも引用されており、選手の生活面を重視している球団の姿勢が評価されていることが分かります

全体として、南海時代の貧しい寮食に対する驚きと、現在のカープの食事の素晴らしさを比較するコメントが目立ち、選手の環境が時代によってどれほど変わったかを物語っています

このようなコメントからは、野球選手の成長には食事が非常に大切であることが強調されていました

ネットコメントを一部抜粋

  • 球団の健康診断で医者から「西山さん、もう少し運動したほうが」
  • かつて金石さんがカープで若手だった頃、寮では袋めんを自分で買って調理して食べてた。
  • 昔の南海、近鉄、ロッテって恐ろしいくらい非科学的で貧乏球団だったんやろな。
  • 広島カープ球団は本当に選手の胃袋を掴むのが上手な球団ですね!
  • 新井さんが2023年秋のドラフト獲得した選手の「新人選手御披露目会」で、新人に「広島は12球団で1番メシがうまいよ」と言っていたことを思い出しました。
キーワード解説

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