オリックス・吉田輝星がトミー・ジョン手術を決断、復帰を誓う

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オリックス・バファローズの吉田輝星投手(24)が、近日中に右肘じん帯再建術、通称「トミー・ジョン手術」を受けることが2025年2月20日に発表された

この手術は、アスリートの間で一般的に行われるもので、肘の靱帯(じんたい)を再建するもの

復帰までには通常1年以上を要するため、吉田にとっては大きな決断である

吉田は自身のSNSを通じてこの手術について報告し、スポーツ報知の取材に対して復活を強く誓った

彼は「投手として成長できる可能性の方を見ている」と語り、常に150キロ以上の速球を投げられるように努力したいと述べた

また、岸田監督からは救援投手の一角としての期待を寄せられており、チームにとっても非常に重要な選手である

吉田は昨シーズン、新たに日本ハムからトレード移籍し、50試合に登板

自己最多の4勝14ホールドを記録したが、シーズン終盤に右肘を疲労骨折し、宮崎キャンプではブルペン投球などで調整を行っていた

しかし、状態が上向かず、2月17日にチームを離脱

2月18日には大阪府内の病院で精密検査を受け、右肘内側側副じん帯の機能不全、遠位部骨片剥離という診断結果が下された

このような病状に対してチームは大きな痛手を受けた

吉田は「応援してくれる皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです

焦らず、できるだけ早く戻れるように、パワーアップした姿で戻ってきます」と力強く語った

手術を受けるまでの間は大阪を拠点に筋力強化を継続する予定であり、明るい未来を信じて準備を行う

吉田輝星選手が直面している怪我とその手術は、若い選手にとって非常につらい試練です。彼の前向きな姿勢と復活を信じる言葉は、多くのファンや仲間の支えになるでしょう。トミー・ジョン手術を受けることは決して簡単な決断ではありませんが、彼の努力が将来的に実を結ぶことを期待します。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは? アスリートが肘の靱帯を再建する手術で、競技復帰を目指すために行われる。
  • 靱帯とは? 関節を安定させるための組織で、通常は強い繊維でできている。
  • 復帰とは? ケガや病気から回復し、元の状態に戻ること。
  • ホールドとは? リリーフ投手が試合中に自チームがリードしている状態で登板し、最後まで投げ切ることで得られる記録。

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