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オリックス・山下舜平大投手が圧巻の奪三振ショーを披露

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オリックス・山下舜平大投手(22)が、圧巻の奪三振ショーを披露した

彼は、昨年10月に再発した第三腰椎分離症からの復帰を目指している右腕であり、20日に行われた練習試合・セガサミー戦において2番手で登板した

ここで最速155キロを計測し、2回を無安打無失点、無四死球で抑える好投を見せた

この試合では全6アウト中5つを三振で奪い、そのパフォーマンスについて「バランス良く、真っすぐでも変化球でも空振りが取れて良かった」と述べ、満足感を露わにした

山下投手は2023年に9勝3敗で新人王に輝いたものの、昨季は成績が3勝にとどまる不本意な結果となっていた

しかし、彼は振り返りながら「序盤は三振を取ることも含め、自分の投球があまりできていなかった」と語っている

それでも、彼は4登板で防御率1.61を記録し、9月には28イニングで40奪三振をマークするなど復調を見せていた

「終盤のような投球ができれば、結果もついてくる」と感じている彼は、自らのピッチングスタイルを再認識している

「自分はコースに投げて打たせて取るタイプではない

真っすぐでも空振りだったり、ファウルを取るスタイルなので、三振が多い方が良い」と話している

この日の試合では、高めの直球を軸に持ちつつ、得意のカーブや2種類のフォークも駆使して打者を圧倒していた

腰のリハビリのため、今キャンプではB組(2軍相当)スタートとなったが、彼は自己最速の対外試合として15日のソフトバンク2軍戦に登板するなど急ピッチな調整を行っている

「まだまだやらないといけないことはたくさんあるけど、継続することが一番大事

(現状に)満足せず、開幕に合わせたい」と意気込んでいる

彼の目標は開幕ローテ入りであり、視界は良好だ

今回の山下投手のパフォーマンスは、リアルタイムでの復調を感じさせるものであり、特に奪三振の多さからも彼の投球スタイルの進化が伺えます。今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 奪三振とは?バッターが投手の投球に振り遅れたり、振らずに三つ目のストライクが入ったりすることを指し、特にピッチャーの能力を示す指標の一つです。
  • 腰椎分離症とは?腰の骨(椎骨)の一部が分離(裂けること)する病気で、激しい痛みを伴うことがあります。投手にとっては特に厄介な怪我です。
  • 防御率とは?投手が得点を与えた回数を考慮し、一試合あたりの平均得点を表す指標で低いほど好成績とされます。

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