阪神タイガースの関連記事

阪神・工藤泰成がプロ初セーブを達成、圧巻のピッチングで存在感発揮

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇2軍練習試合 阪神2ー1日本ハム(2025年2月20日 名護)阪神タイガースの育成ドラフト1位、工藤泰成(23歳)が2月20日、名護で行われた日本ハムとの練習試合でプロ初セーブを記録した

この試合では、1点リードの9回に登板し、1回を無失点、さらに2つの三振を奪う見事な投球を見せた

工藤は、先日の練習試合・広島戦で最速158キロをマークし、その存在感を強く印象づけていた

この日は最速154キロを計測したが、フォークボールが際立った投球内容だった

特に、先頭打者の平田選手に対しては、142キロの直球とフォークボールを駆使し、空振りを奪うなど、その奪三振能力の高さを証明した

登板前、工藤は金村投手コーチから「1点差で出番が来る」と言われていたことを思い出し、実際に緊迫した場面での登板となった

彼は、「燃える感じがあった」と語り、試合に臨んだ

工藤は、今後の展望について「いつか“工藤しかいないな”と思わせる存在になるために、経験と実績を積んでいきたい」と意気込みを語った

この日、ブルペンには、同じ独立リーグ出身の先輩右腕・石井投手もおり、彼から技術を学びながらさらなる成長を目指している

連続してアピールに成功した工藤は、引き続き支配下昇格を目指しており「次は完璧なピッチングをしたい」と意欲を示した

育成ドラフトで獲得された投手によるセーブは、阪神では2019年の島本投手以来となり、工藤は球団の育成出身右腕として初のセーブを記録する快挙を達成した

阪神期待の若手投手、工藤泰成が練習試合で初セーブを達成したことで、今後の育成やチームへの貢献が期待される。彼の成長が楽しみな状況だ。
キーワード解説

  • 育成ドラフトとは?
  • 奪三振とは?
  • セーブとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。