岐阜協立大の相良雅斗投手、プロスカウト注目の若手投手として成長中

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中部地区から新しい才能がプロ野球の舞台を目指している

岐阜協立大学の相良雅斗投手(21)は、高校時代には無名だったが、現在はその評価を着々と高めている

特徴的なのは、力感のないフォームから繰り出される最速152キロの直球

やや細身な体型であるため、今後の成長が期待され、プロのスカウトの注目を集めている

相良投手の飛躍は、昨年の3年生時から始まった

彼は春の東海地区大学野球岐阜県リーグで6試合に先発し、防御率1.01を記録

この成績から選ばれた彼は、8月に中日2軍とのプロアマ交流戦に参加し、2番手として登板し3イニングを無失点に抑えた

プロの選手たちの迫力に圧倒されつつも、「このような場面で結果を残すことが大切」と、マウンドに臨む姿勢を鍛えた

秋季リーグ戦では、先発6試合を含む9試合に登板し、自己最多の5勝を記録し、防御率1.59をマーク

また、彼は初のベストナインのタイトルも獲得した

相良投手の成長には、2年秋のリーグ戦での悔しい経験が影響している

岐阜聖徳学園大学との試合で0-11と大敗したことで、シーズンオフに野球に没頭

関連書籍を読み漁り、YouTubeで動画を視聴することで、自らのプレーの向上を目指した

その成果が今の成績に現れ、彼は個人としては成果を上げたものの、チーム成績には満足感を示さず、「まだまだ成長できる」との思いを持つ

4年目の相良選手は、7チームとの総当たりリーグ戦で6勝0敗を目指し、全国大会への出場を狙う意気込みを見せている

岐阜協立大学は、過去に全日本大学選手権で8強に進出した記録を持ち、チーム全体として再び全国レベルに達することを目指している

相良雅斗選手は、2003年9月24日生まれ、愛知県豊明市出身で184センチ、79キロの体格を持つ右投右打

小学校から野球を始め、豊田大谷高では本格的に投手としての道を歩み、岐阜協立大学に入学後、3年秋にベストナインになった

相良雅斗投手の成長ストーリーは、地道な努力や悔しい経験からの学びがあることを示しています。チームとしての目標や個人の成績の向上を目指す姿勢は、今後のプロ野球界でも注目されることでしょう。若手の成長は、プロ野球の未来を明るく照らす要素となります。
キーワード解説

  • 防御率とは?:投手が与えた自責点を、投球回数の9倍で割ったもので、数字が低いほど投手の成績が良いことを示す指標です。
  • ベストナインとは?:各ポジションで最も優れた選手を選出し、その年のリーグや大会で優秀な成績を収めた選手に贈られる称号です。

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