広島カープ春季キャンプ:開幕投手候補の実戦登板と守備の課題

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 広島東洋カープの春季キャンプが沖縄で行われており、開幕投手候補の森下暢仁、大瀬良大地、床田寛樹の3投手が今年初めて実戦形式のシート打撃に登板しました

この中で特に森下投手の投球が際立っており、新井貴浩監督はリリーフ左腕の塹江に託す開幕投手について、「揺らいできた」とコメントしました

シート打撃における投手たちのパフォーマンス

 シート打撃は、投球と打撃の両方が確認できる練習形式であり、選手の実戦感覚を養う役割を担っています

今回、開幕投手候補となる3人の投手は、それぞれの調整具合を示す良い投球を見せました

特に森下選手は球に力があり、コントロールも良好であり、「本番モード」が感じられると専門家たちから高く評価されました

守備面での課題が浮き彫りに

 ただし、投手陣が好調である一方で、守備面には課題が見られました

多くの選手がゴロ処理や送球をミスしており、コーチ陣もその点を指摘する様子が見受けられませんでした

カープ野球は守備力が大きな強みとなっているため、この点を改善する必要があります

春季キャンプでは特守(特別守備練習)が行われていないため、守備練習にも十分な時間を費やすことが求められます

専門家の評価と今後の課題

 デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は、特に投手陣の「本番モード」が伝わってくると評価しました

また、栗林選手や島内選手についても直球とチェンジアップの威力が戻ってきているとし、代わりに守護神を務める選手たちについての心配はないと述べました

今回の広島カープ春季キャンプで、投手陣の実力向上が見られる一方で、守備面の課題が浮き彫りになった。特にシート打撃での投球は自信を持ってアピールする一方で、守備力は改善が必要との意見が多い。新井監督が懸念している点も理解できる。
ネットの反応

広島カープの開幕投手候補に関する議論の中で、安仁屋氏が指摘した守備面の問題がファンからも多くのコメントを引き出しています

特に、選手の守備力が不安視されている一方で、開幕投手候補の森下や大瀬良、床田の状況については、好意的に評価されていることが目立ちます

多くのコメントに共通しているのは、守備ミスに対する懸念の声です

たとえば、選手がゴロや送球をしっかり処理できていない様子を批判的に見ており、「守備コーチの仕事が十分に機能していないのでは」という意見もあります

また、「緊張感のないプレーが続くと、選手自身も崩れてしまう」という指摘もあり、選手やコーチがより厳しい姿勢を持つべきだとの意見が多く寄せられています

さらに、チームが打撃重視でキャンプを進めているため、守備に時間をかける余裕がないこともファンからの懸念材料です

これらのコメントからは、選手の守備力向上が今シーズンの成功に欠かせないと感じているファンの思いが強く伝わってきます

ネットコメントを一部抜粋

  • 森下はメジャー意識してるから気合が違う
  • 大瀬良は極めて順調
  • 守備ミスして笑っているシーンをよく見る
  • 今年も守り勝つ野球ですか?
  • 打撃に重点を置いたキャンプみたいだから、その煽りをくってるのかな。
キーワード解説

  • シート打撃とは?:打撃と投球を同時に行う練習方式で、実戦に近い環境で選手の調整を行うことができる。
  • 本番モードとは?:選手が試合に向けて本気で準備している状態を指し、気持ちや身体のコンディションが高いレベルにあること。
  • 特守とは?:特別守備練習の略で、特定の守備技術を重点的に練習することで、守備力を向上させる訓練。

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