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栗林良吏、術後初のシート打撃で復活の兆しを見せる

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2025年2月20日、沖縄で行われた広島の春季キャンプで、栗林良吏投手(28)が術後初の実戦形式であるシート打撃に登板し、注目を集めました

昨年10月に右肘の骨棘(こっきょく)切除の手術を受けた栗林選手は、8人の打者に対し20球を投じ、結果として3安打、2奪三振という数字を残しました

栗林選手は「変化球はある程度良かった

あとは真っすぐだけもっと強く、相手の打者が嫌がるようになればいい」と自身の投球について語りました

初めに仲田、佐藤啓に安打を許しましたが、次の中村健選手を見逃し三振に仕留めるなど、徐々に調子を上げていった様子も伺えます

栗林選手の直球は最速143キロに達しましたが、「全然だった」と自己評価は厳しいもの

しかし、「調整段階として、まだまだ」と語り、今後の調整に意欲を示しています

新たな投球フォームへの挑戦

また、栗林選手は新しい投球フォームについても手応えを感じている様子で、以前は左足を上げて一度止めてから球を投げていましたが、現在はスムーズに足を動かしながら投球するフォームに改良しています

この新フォームは肘への負担を軽減することを狙いとしています

「これから真っすぐも強くなって、フォークももっと落ちてくる」と自信を示していました

完全復活に向け、栗林選手は「ここからどんどん打者と勝負できる機会が多くなってくる

結果を出したいという気持ちが強いので、しっかり練習して悔いのないようにやりたいなと思います」と力強く意気込みを語りました

今年のシーズンが始まる前に万全の状態で臨むため、全力を尽くしていくと誓っています

栗林良吏選手の復帰が待たれる中、シート打撃でのパフォーマンスはポジティブな兆しを見せています。投球フォームを改良し、肘への負担を軽減する姿勢は非常に重要です。今シーズンの活躍に期待が高まります。
キーワード解説

  • 骨棘とは?骨の一部が尖った部分のことで、周囲の組織にも影響を与えることがあります。
  • シート打撃とは?実戦に近い形で行われる練習で、投手が打者に球を投げ、打者が打撃練習を行う形式です。
  • 投球フォームとは?投手が球を投げるときの体の動きや姿勢のことを指し、効率良く球を投げるために重要な要素です。

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