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新加入の石川達也が宮崎キャンプで圧巻の投球、巨人の期待に応える

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新たに読売ジャイアンツに加入した石川達也投手が、宮崎キャンプで鮮烈なアピールを見せている

実戦形式のシート打撃では、8人の打者に対し被安打はわずか1、奪三振は驚異の5を記録

この日の投球を振り返り、石川は「一度クビになって失うものはないという気持ちで、野球自体を楽しめればいい」と話し、満足のいく結果に充実感を滲ませた

沖縄での練習試合も好調

さらに沖縄に移動した石川は、2月18日に行われた練習試合(那覇)で古巣の横浜DeNAに対し、2回を無安打2奪三振というパーフェクトな投球を展開

「自分でも驚くほど状態がいい」と笑顔を見せるなど、順調に調整を進めている

プロ入りの経歴

石川選手は横浜高校出身で、楽天の藤平尚真と同期

2016年夏の甲子園に出場後、法政大学を経て2021年に育成ドラフト1位でDeNAに入団

2022年には支配下選手に昇格し、23年には中継ぎとして28試合に登板し、34三振を奪う活躍を見せている

昨季も15試合の登板で防御率1.93という成績を残した一方で、オフには戦力外となり、その後の再起をかけた挑戦が始まった

持ち味のチェンジアップ

石川が得意とするチェンジアップは、相手打者を翻弄するための重要な球種

精度が低下していたというが、現在は「良かったときのチェンジアップに戻ってきた」と自信を深めている

監督の期待
阿部慎之助監督は、石川投手に対し「先発も面白いかもしれない」と期待を寄せつつ、長い回を投げた経験がないため、中継ぎとしての起用を検討している

新たな戦力として、石川には開幕一軍入りという最初の目標があり、オープン戦でのさらなるアピールが求められている

巨人は昨季、守り勝つ野球で4年ぶりのリーグ優勝を果たし、特にブルペンの層が厚くなっている

このような競争の中、石川がどのような吉報を届けてくれるか、ファンの期待も高まる

石川達也選手の新天地での活躍は、多くのファンの期待を集めています。特に春季キャンプという重要な時期に、実戦形式のなかで見せた投球は圧巻で、彼のこれまでの挑戦が実を結ぶことを願ってやみません。阿部監督もその能力に注目しており、今後のオープン戦でさらにアピールする姿が楽しみです。
キーワード解説

  • 新加入とは? これは新しいチームに選手が加わることを指します。新たな環境での挑戦が期待されます。
  • シート打撃とは? 打者がピッチャーから投球を受け、自分の打撃技術を確認するための練習形式の一つです。
  • 奪三振能力とは? ピッチャーが打者を3回アウトにして、途中で打ったボールを打たせずにアウトにする力のことです。
  • 中継ぎとは? 試合中に先発ピッチャーが降板した後に投げるピッチャーのこと。試合の流れを大きく左右する役割です。

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