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ソフトバンク・リチャードが春季キャンプで圧倒的な打撃力を見せつける

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◆ソフトバンク春季キャンプ(21日、宮崎) ソフトバンクホークスの内野手リチャード(25)は、対外試合へ向けての意気込みを語りました

「やってきたことしか出ないと思うので、そういう意味では楽しみ」と述べ、その自信を伺わせました

彼はこの日、フリー打撃で55スイングを行い、なんと23本もの本塁打を打ち込む快音を響かせました

特に4本が場外へ飛び出し、5連発も記録するなど圧巻のパフォーマンスを見せました

リチャードは、「普通に振っているけど、スタンドに入る確率が高い

そこは良くなっているんじゃないかなと」と打球の確率が増していることに手応えを感じています

実際、彼の打球速度は191キロを記録したこともあり、この日は186キロに達しました

王球団会長も「今日の確率はよかったよね

明日(22日)もその感じでいこう」と称賛の言葉を送っています

加えて、リチャードは自主トレーニングで山川穂高選手に指導を受け、徹底的に打撃を磨き、このキャンプに臨んでいます

15日と17日に行われた紅白戦では4番打者として出場し、1本塁打も記録しましたが、「紅白戦は、投手が取り組んできたこともあると思うので、対外試合とは別物だと思う」と再度、緊張感な意気込みを語りました

今後、山川や近藤健介、柳田悠岐といったS組の選手たちが実戦に臨むのは3月4日以降ですが、リチャードは「S組がいないので、本当の打順という意味では、僕がどういう立ち位置にいるのか、本当の意味では分からない」との思いを抱えて取り組んでいます

しかし、多くのアピールの場を踏める今、リチャードは「やってきたことを信じて、やってきたことを試合で出せるように、準備をしたい」と自らの挑戦に意欲を見せました

彼は2軍で5年連続本塁打王の実績を持ち、一塁と三塁、そして指名打者としての出場を望んでいます

その期待に応えるべく、今後の活躍に注目が集まります

リチャード選手の春季キャンプでのパフォーマンスは、彼の自信と努力の結果を示すものであり、ファンにとっても非常に楽しみな要素です。特に、本塁打の確率が高まっていることや、打球速度の向上は、彼の成長を物語っています。今後、S組が加わった際の競争がどのように展開されるのか、目が離せません。
キーワード解説

  • フリー打撃とは?:フリー打撃は、試合形式ではなく、選手がピッチャーからボールを受けて自由に打つ練習のことです。これにより選手は自身の打撃技術を確認し、改善することを目指します。
  • 打球速度とは?:打球速度は、バットで打たれたボールが飛び出す速さを示す指標です。選手の打撃力を測る重要な要素で、高速度のボールはより遠くに飛ぶ可能性を秘めています。
  • 紅白戦とは?:紅白戦は、同じチーム内で紅チームと白チームに分かれて行う試合で、選手の実力を試すために行われます。主に練習の一環として位置付けられ、選手の調整や戦略の確認に活用されます。

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