日本ハム、最新技術「WITTY-SEM」を導入し走塁技術を向上

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【キャンプ追球 ここにFOCUS】雨の日でも選手たちは技術向上に努めています

北海道日本ハムファイターズの野手陣が沖縄・名護の室内練習場で取り組んでいたのは、新たに導入された電光表示装置「WITTY-SEM(ウィッティーセム)」です

この装置の価格は24万2000円で、選手たちは走塁のトレーニングに利用しています

走塁練習では、一塁からスタートを切り、投手方向に置かれた装置がカウントダウン後、ランダムなタイミングで左右の矢印を表示します

選手たちはこの信号に基づいて、瞬時に判断し、スタートまたは帰塁の動作を行います

代田データ分析担当兼走塁コーチは、「投手のモーションを見る前段階で、目で見て反応するトレーニング」を実施していると説明しました

これにより、選手たちは体の反応速度を向上させることが目指されています

また、スタート地点から左右それぞれ2メートルの距離でタイムも測定されており、チームのトップクラスの選手である矢沢は「判断して走るので実践に即したトレーニング」とコメントしました

代田コーチは、選手が「もっと体が低く入った方がいい」などのアドバイスを受けながら、最適なスタート姿勢を磨くことができると述べています

昨季は12球団トップの91盗塁を記録した日本ハムですが、新庄野球の特徴である走塁戦略をさらに強化することで、今シーズンも注目されること間違いありません

(田中 健人)このニュースは、日本ハムが最新技術を取り入れることで、選手たちの走塁能力を向上させようとしている点が注目されます。特に、雨天時でもできるトレーニング方法は効果的であり、選手の実戦能力を高めることが期待されます。新庄監督のもとで、チーム全体の走塁戦略がどう変化するか、今後の試合における成果が楽しみです。
キーワード解説

  • WITTY-SEMとは?
  • 走塁とは?
  • スタート姿勢とは?
  • 新庄野球とは?
  • 盗塁とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。