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巨人・大勢投手、シート打撃での実戦初登板を振り返る

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 プロ野球・読売ジャイアンツの大勢投手が、2025年2月22日に沖縄県那覇で行われたシート打撃に登板しました

この日は彼にとって今季初めての実戦形式での登板となりました

 大勢投手は、9人の打者と対戦し、安打性の当たりを3本許しましたが、3つの三振を奪う結果となりました

「無事にバッターに投げれたっていうのは良かったですし、ここからどんどん課題出てきているので、力が入る状況の中で自分をコントロールできていけるように練習していきたいなと思ってます」と振り返る彼の言葉からは、自己分析とさらなる向上心が伺えます

 シート打撃は、実際の試合に近い形でピッチャーとバッターが対戦する練習形式です

この日、大勢はカウント1-1からスタートし、まず岡本選手をスライダーで見逃し三振にし、続いてキャベッジ選手には中前安打を許しました

ヘルナンデス選手には右飛、丸選手には右前安打を打たれましたが、最後の吉川選手を二ゴロに仕留めました

 2巡目でも岡本選手を右飛に仕留めながらも、ヘルナンデス選手には右前安打を許し、キャベッジ選手、丸選手には連続で空振り三振を奪いました

このように、大勢選手の投球では安打は許しつつも、三振を奪う力強さが見受けられました

 また、巨人には前中日のライデル・マルティネス投手が加入し、阿部監督はマルティネスを9回、大勢を8回に配置する方針を示しています

この日、大勢選手はマルティネス選手と共にシート打撃に参加し、最後のマウンドに立った際、「順番が最後だったのでこれはクローザーを任されてるってことかなって思ったんですけど、年齢順でした」と冗談交じりに語りながら、「もうちょっと投げたかったなっていう気持ちでいるので、そういう気持ちを抑えながらっていうのは、体の状態もいいんじゃないかなと思います」と話しました

今回のシート打撃では、大勢選手がまずまずの内容を見せたことが伺えます。課題が見つかる中でも、自分のペースを保ちながら練習する姿勢はプロ選手として非常に重要です。今年のシーズンに向けて、さらなる成長が期待されます。
キーワード解説

  • シート打撃とは?実戦形式の練習で、ピッチャーとバッターが対戦し、打撃や投球の練習を行う方式です。
  • 三振とは?バッターがボールを打たずに三回ストライクを取られた場合、アウトとなることです。
  • クローザーとは?試合の終盤に登板し、リードを守る役割を持つピッチャーを指します。

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