昨シーズンは25試合に登板し、防御率2.58をマークしたものの、7勝11敗と勝敗が負け越していた村上投手は、今季のオープン戦に向けての期待感を高めています
初回の投球
初回は、1番打者の小郷裕哉選手をストレートでショートフライに打ち取り、続けて2番の宗山塁選手も同様にストレートでレフトフライに仕留めました3番の辰己涼介選手には粘りを見せられましたが、外角低めのカーブを駆使しファーストゴロに打ち取り、三者凡退に抑えました
2回の続投
続く2回の投球では、先頭打者の浅村栄斗選手をカットボールでセンターフライに打ち取ったが、5番の安田悠馬選手にはフルカウントから内角低めのストレートを打たれて2ベースヒットを許しましたそれでも、続く村林一輝選手は甘く入ったスライダーを打たせセカンドゴロに
しかし、二塁ランナーは進塁しましたが、6番フランコ選手を外角低めのストレートで見逃し三振にし、2回を29球、1奪三振無失点で降板しました
打線も活発
打線は3回に大山悠輔選手が先制タイムリーを打つと、前川右京選手が放った打球はすぐに3ランホームランにこれにより、試合は阪神が4点を先取する展開となりました
村上投手は初登板で無失点の好投を見せ、昨年の成績からのリベンジを果たす姿勢が見えました。また、阪神の打線も順調なスタートを切り、全体的に力強いパフォーマンスが期待されるシーズンとなりそうです。
キーワード解説
- 無失点とは?:投手が1人も相手の打者に得点を許さないことを指します。この場合、登板した回数内で全てアウトを取ったということです。
- 防御率とは?:投手が与えた自責点を元に算出された指標で、1イニングあたり何点を打たれる可能性があるかを示します。数値が低いほど優れた投手と言えます。
- カットボールとは?:ストレートのような見た目で、わずかにバットを切るように変化する球種です。打者にとってはタイミングを合わせにくい投球となります。