彼は15日にチームに合流し、これまでの間はランニングなどのフィジカルトレーニングを行っていましたが、この日はキャッチボールを行った後、ブルペンに移り、真っすぐと変化球を交えて40球を投げ込みました
モイネロ選手は、ブルペンに入るのは母国キューバにいる際以来で、初めての投球練習について「初めてにしては内容が良かった」と手ごたえを示しました
ブルペンでの投球練習は、投手にとってプレーニング・セッション(投球練習)の一環であり、実戦前に様々な球種やスピードで投球感覚を確認する大切な機会です
現時点では、実戦登板の日程は未定ですが、モイネロ選手は「これからブルペンでの球数を増やしていき、できれば来月の早い段階で実戦に臨みたい」と意欲を見せています
昨シーズンの先発転向1年目では11勝を挙げ、最優秀防御率に輝く活躍をした彼には、今季にも大きな期待が寄せられています
モイネロ選手のブルペン初投球は、今シーズンに向けての重要な第一歩と言えるでしょう。キャッチボールから始まり、ブルペンでの投球練習を経て、実戦登板を目指す姿勢には強い意欲が感じられます。昨季の成功を活かして、今後のシーズンに真価を発揮することが期待されます。
キーワード解説
- ブルペンとは?投手が試合前や練習中に投球を行う専用エリアで、キャッチャーとともに実戦に備えた練習をします。
- 真っすぐとは?最も基本的な速球で、回転数とスピードが高い直球を指します。
- 変化球とは?投げ方や握りを変えることで、ボールの進む方向や速度を変える球種のことです。
- 最優秀防御率とは?シーズン終了時の投手の防御率(自責点を投球回数で割った数値)が最も低い選手に与えられるタイトルです。