牧は、このキャンプ期間中のテーマである「打球判断の向上」を実践し、〝走塁革命〟を体現した
この日、彼は三回に一走として次打者の中前打で三塁まで進塁する好走塁を披露
新任の河田雄祐外野守備兼野手コーチ(57)と取り組んできた走塁意識の高さを示した
試合は4-6で惜しくも敗れたものの、牧は満足げな表情を見せた
「(走塁は)チームで課題としているし、この時期にしかできないこともある
今のうちにできることはやっておきたいと思う」と語った
3回に右前にヒットを放った牧は、次打者で3番の佐野が中前に運んだ打球に対して、瞬時に中堅手の動きを確認しながら一気に三塁へ進んだ
後続の打者が続かなかったが、牧は走塁の重要性を強調し、「あれを当たり前のように、全員ができるように
まずは率先してやっていけたら」と語った
今キャンプのテーマは「打球の判断力向上」だ
昨シーズン、リーグ最多の69盗塁を記録したDeNAは、さらなる得点力アップを目指している
新任コーチの河田は、選手たちの走塁判断力を向上させるために、特訓を重ねてきた
河田コーチは「(中堅手が)浅く守っていて、もうちょっと早く捕っていたら(三塁に)行けないところだった
非常に素晴らしい走塁だった」と牧の走塁を称賛した
特に重要視されているのは「間」という概念だ
河田コーチは、これまでは選手らが感覚的に走塁判断を行っていたことを指摘し、「判断する時間がものすごく短い」と述べた
選手たちには、打球が飛んだ後に少しでも判断する時間を設けることが求められている
キャンプの最後には牧が音頭を取り、練習を締めくくった
「本当に自分の時間を多く作れた
やりたいこともできたし、順調に来ている」と楽しげに話す牧
同チームは昨季、リーグ3位から日本一に輝いた
連日の特守に加え、走塁でも存在感を示した主将として、彼は今年も先頭に立ちチームを牽引する
今回のオープン戦での牧選手の走塁は、チームの今季の目標である得点力向上に直結する重要な要素を示していました。走塁の意識を高めることで、試合の中でも多くの得点を狙える可能性が高まります。今後もこの姿勢をチーム全体に浸透させることが、成功へのカギとなるでしょう。
ネットの反応
DeNAの牧秀悟選手がキャプテンとして、チームの「走塁革命」を体現しつつあるとのニュースに、多くのファンからのコメントが寄せられています
コメントの中では、牧選手が試合中に見せた素早い判断や走塁の改善について好意的に捉えられており、特にチーム全体が走塁に意識を統一している様子に高評価が与えられています
一方で、守備力向上に対する期待も高く、キャプテンとしての意図はチーム全体に波及することが望まれています
また、ファンからは、牧選手の体形への関心や軽いジョークが交えられるほか、チームの連携の大切さ、各選手の役割に対する考えが述べられています
河田コーチの指導も挙げられ、彼の招聘による改革に期待を寄せる声もあります
今年の横浜DeNAベイスターズには、特に守備や走塁においてさらなる進化が期待され、多くのファンがその成果を楽しみにしています
これにより、リーグ優勝や日本一への期待感も高まっているようです
全体的にコメントは前向きであり、牧選手のキャプテンシーとチームの士気向上に期待する姿勢が伺えます
ネットコメントを一部抜粋
昨日ライト前で1.3塁を作った場面が2回もありまたね。
河田の招聘が、最大の補強と言われると良いね。
守備をしっかりするということを毎試合毎試合嫌味なぐらい徹底してきっちり意識できるようにすることをキャプテンはやってほしい。
いいね!オープン戦から意識づけしておくと相手チームも警戒するし、気を抜けない雰囲気を作れるからどんどんやってほしいな。
走塁に関しては「やれ」と言われてすぐに改善できるものではありませんから、とにかく失敗を恐れずにトライすることです。
キーワード解説
- 走塁とは?:走塁は、打球を打った後の走者がどのように進塁するかを判断し、実際に走る行為を指します。効率的な走塁は得点機会を増やす重要な要素です。
- 打球判断とは?:打球判断は、選手が打球が飛んだ際にどのように動くかを瞬時に決定する能力を指します。これが効果的であるほど、選手は次の塁を獲得しやすくなります。
- 間とは?:間は、走者が打球が飛んだ後に、次にどのように行動するかを決めるための時間を指します。この「間」をうまく使うことが走塁判断の精度を高めます。