鈴木健矢、韓国リーグMVP封じる好投で新たな魅力を発揮

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「練習試合、広島10-3韓国・KIA」(2月22日、コザしんきんスタジアム)で、日本ハムから移籍した鈴木健矢投手(27)が注目の活躍を見せた

鈴木は2番手として登板し、2回を無安打無失点で抑えた

この試合で彼が対峙した相手には、昨季韓国リーグのMVPである金倒永(キム・ドヨン)が名を連ねている

鈴木の持ち味である緩急のあるピッチングが際立ちながら、彼は金との対決にも自信を持って臨んだ

五回の1死後、金との対戦が始まると、最初の投球は緩いスライダーで入り、続く2球目は直球でストライクを取った

三球目には、125km/hの直球を投じ、金を三ゴロに仕留めた

このプレーにより、鈴木は金の息の根を止め、相手打線に圧力をかけ続けた

金は現在21歳の右打者で、昨年の韓国リーグでは驚異の打率・347、38本塁打、40盗塁を記録

同リーグでは史上最年少でトリプルスリー(30本塁打、30盗塁、打率3割)が達成され、今年のプレミア12で韓国代表にも選ばれるなど、メジャーからも注目される選手である

鈴木は「予備知識はあったが、自分の球を投げることに集中した」と振り返っており、自信を持って対応したことが伺える

新井監督は鈴木のピッチングを高く評価し、「相手のスイングをさせていない」と述べた

鈴木は「今日は理想通りだったと思う」と手応えを感じているものの、今後の役割が先発か中継ぎかはまだ未定である

どのような役割にでも応じるべく、彼の自信は深まっている

鈴木投手が韓国リーグMVPを封じたことは、彼の実力と成長を示す明確な証拠です。強打者に対する投球で冷静さを保ち、緊張感の中にも自信を持って挑んだ姿勢は今後の試合でも期待させます。新井監督からの評価も高まり、今後の彼の役割がいかに変化していくかが重要なポイントです。
キーワード解説

  • 緩急とは?:緩急は、速球と変化球を適切に使い分けることで、相手バッターを抑えるピッチングスタイルのことを指します。
  • MVPとは?:MVPは「Most Valuable Player」の略で、その年のリーグで最も価値のある選手に贈られる賞です。
  • トリプルスリーとは?:トリプルスリーは、シーズン中に30本塁打、30盗塁、打率3割を達成することを指します。非常に困難なため、達成者は特別な評価を受けます。

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