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ソフトバンク藤井皓哉、復活へ向け順調な仕上がりを見せる

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ソフトバンクホークスの藤井皓哉投手(28)が、宮崎春季キャンプで実戦形式のライブBP(バッティングプラクティス)に登板し、復活に向けて順調な仕上がりを見せました

監督やコーチ陣も注目する中、藤井投手は先頭の牧原巧、大泉、重松の3選手を空振り三振に抑える快投を披露しました

藤井投手は、打者8人と対戦し、安打性の打球は2本に留まり、最速149キロを記録

新たに試したカットボールについても投球しました

カットボールとは、球速の比較的速い直球の一種で、打者側から見ると直球に見えつつ、若干の変化があるため、打者がタイミングを外されやすい球種です

藤井投手は「真っすぐの出力は良かった」と語りつつ、「変化球は制球、軌道はまだ足りない部分がある」と反省点も明かしました

昨シーズンは、40試合に登板し、2勝1敗、19ホールド、1セーブ、防御率1.80という成績を残しましたが、8月には腰痛を発症し、9月1日に出場選手登録を抹消される苦しいシーズンとなりました

昨年のマウンド登板は8月23日の日本ハム戦以来で、「久々でしたけど、投げられたので良かった

いい実戦になったと思います」と、復帰に向けた手応えを感じています

今季は1イニング限定の「中継ぎ6人衆」に指名され、勝ちパターンの一角として期待される藤井投手

チームの勝利に貢献するため、今後のパフォーマンスにも注目が集まります

藤井投手は復帰に向けた確かな手ごたえを感じたようで、ファンとしても彼の今季の活躍に期待が高まります。特に、昨シーズンの克服した腰痛の影響が少ないことが確認でき、安心感があります。新しいカットボールの導入も成功に繋がれば、さらなる成績の向上が期待されます。
キーワード解説

  • ライブBPとは?:バッティングプラクティスの略で、投手が実際に打者に向かって投球を行い、その打球を打者が打つ練習のこと。実戦に近い状況で行われるため、投手にとっては貴重な経験となります。
  • カットボールとは?:投手が投げる球種の一つで、直球に近いスピードで投げられ、わずかに横に変化するのが特徴。打者からすると直球と見間違えやすく、空振りを誘いやすい球です。
  • 中継ぎとは?:試合の中で、先発投手が登板した後、後続の投手を指す言葉。中継ぎ投手は、先発投手が長いイニングを投げられなかった場合に登場し、試合をつなぐ役割を果たします。

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