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阪神ドラフト2位・今朝丸裕喜がシート打撃に登板 初実戦を経て手応えを掴む

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2025年2月23日、沖縄・うるまにて開催された阪神の春季キャンプにおいて、ドラフト2位・今朝丸裕喜投手(18歳、報徳学園高)が初めてシート打撃に登板した

シート打撃とは、実際の試合ではなく、一定の状況の中で打者と投手が対戦する練習形式の一つで、選手の実戦の感覚を取り戻すために行われる

今朝丸は、打者6人に対して25球を投げた

結果は1四球に安打性の打球1本で、特に直球で空振りを奪う場面があり、彼の投球が寒さに震えるファンの心を熱くした

「実戦間隔が空いて、投げる前は緊張もしていたが、しっかり自分のボールが投げられたので良かったと思います」と感想を述べた

この日の最初の投球は直球で、外角に強く投げ込まれ、楠本泰史外野手(29)のバットは空を切った

最速143キロを記録したものの、自己最高速度には8キロ届かなかった

しかし、カーブやスライダー、フォークも織り交ぜた緩急を生かした投球を見せ、球威とコントロールの両方が見られる内容だった

今朝丸は「学生の時は通用していたボールがプロでは通用しないと感じた」とレベルの高さを実感しつつ、プロ初体験の貴重な場をしっかりとふまえた

彼を受けたD4位・町田隼乙捕手(21、BCL埼玉)は「ベース板で強いボールが来ていた

どの球種もカウントを稼げて、決め球にも使えると思う」とその実力を高く評価した

今朝丸は「次にこういう場をもらえたら、今日以上にいいボールを投げていきたい」と次の挑戦へ向け意欲を示し、1軍の舞台を目指す意志を強くしている

この日、彼は確実に一歩を踏み出した

今回のシート打撃は、今朝丸投手にとって非常に貴重な経験となりました。初めての実戦で、強いボールを投げることができた自信と共に、プロの世界のレベルの高さを実感した彼の姿が印象的でした。次の登板へ向けて意欲満点のコメントもあり、今後の成長が期待されます。
キーワード解説

  • シート打撃とは?:シート打撃は、試合形式でなく打者と投手が対戦する練習で、実戦感覚を養うために行われます。
  • 直球とは?:直球は、最も基本的な球種で、リリース直後の姿勢を保ちつつ、ボールが真っ直ぐに飛ぶ球を指します。
  • カーブとは?:カーブは、球が投げた後に急に落ちる球種で、バッターを惑わすために使われることが多いです。
  • スライダーとは?:スライダーは、直線的に飛んだ後、横にスライドする変則的な球種で、バッターが打ちにくいものです。
  • フォークとは?:フォークは、投球後に急激に落ちる球で、バッターのタイミングを外すために効果的です。

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