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オープン戦で躍進するソフトバンク松本晴投手、開幕ローテへの道を切り開く

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ソフトバンクの3年目左腕、松本晴投手(24)が、2月23日のオリックス戦で好投を見せた

松本投手はこの日、5番手としてマウンドに上がり、最速147キロの直球を武器に2回を1安打無失点に抑える快投を披露した

このパフォーマンスは、24日の誕生日を“前祝い”する形であり、開幕ローテーション入りに向けて大きな足がかりとなった

松本晴投手の成長と課題

試合を振り返り、松本投手は1イニング目は思うような投球ができなかったが、2イニング目にはしっかりと修正できたと語った

「凄く成長したと感じました」と自己評価をした彼は、7回には2死から内野安打を許したものの、その後は三者凡退で切り抜けた

さらには、MLBで活躍するバウアー投手の投球を参考にし、クイック投球も試みた

この挑戦的な姿勢は、彼の無限の向上心を表している

新人王資格も保持する松本

松本投手は昨季、プロ初勝利を含む2勝1敗、防御率2.81という成績を残しており、今季も新人王資格が残っている

これは、昨年9月に左足首を捻挫してしまった影響で通算投球回が30イニングに満たなかったためだ

彼はこの奇跡的な状況を感謝しながら、今年はより一層頑張る決意を示した

新加入選手の踏ん張り不足

一方で、この日の試合で先発を務めた新加入選手たちは苦しい結果となった

巨人から加入した伊藤選手は、2回で6安打3失点という成績で最速は144キロにとどまり、「慎重になりすぎた部分があり、カウントを悪くしてしまった」と反省を述べた

また、DeNAからの移籍選手・浜口選手も2回で6安打4失点の撃沈に

「決め球の精度が悪かった」と振り返った

松本晴投手の成長が印象的なオープン戦での活躍は、開幕に向けての期待を抱かせる。特に彼の向上心や、他の選手との違いが際立っており、これからのシーズンに向けた競争をさらに激化させる要素となるだろう。一方、新加入選手たちの結果が残念なのは今後の課題だが、シーズンが始まれば状況は一変するかもしれない。
キーワード解説

  • 松本晴投手とは?ソフトバンクホークスに所属する左腕投手で、力強い直球を投げることが特徴。昨季はプロ初勝利を挙げ、新人王資格も持つ期待の若手。
  • 新人王資格とは?プロ野球でデビューから3年以内の選手が受賞対象になる賞で、特に優れた成績を残した新人選手に与えられる。
  • クイック投球とは?投手が走者を意識し、通常の投球よりも早く投げるテクニック。これにより、走者の盗塁を防ぐ効果がある。

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