ソフトバンクの若きルーキー庄子、オリックス戦で華々しいデビューを果たす

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◇オープン戦 ソフトバンク1―9オリックス(2025年2月23日 清武) 新たな才能が光る瞬間が訪れた

ソフトバンクのドラフト2位ルーキーである庄子雄大内野手(22=神奈川大)は、2月23日に行われたオリックス戦において「1番・遊撃」としてオープン戦初のスタメン出場を果たし、2安打1盗塁の活躍を見せた

この試合では運も味方し、失策が安打に修正されるなど、士気を高める素晴らしいパフォーマンスを披露した

庄子選手にとって、オープン戦での先発出場は重要なチャンスであり、彼のプレースタイルを存分に発揮する場となった

彼は「出塁して先の塁を狙っていくのが自分のスタイル」と語り、打順が何番であろうとも出塁と盗塁をテーマに試合に臨んだ

初打席では、広島からFA移籍した九里のスライダーをバットを折りながらも右前へ運び、以降の打席でもその存在感を発揮した

特に3回の打席では、内野安打に修正される運も味方にし、さらに2アウトからの状況で50メートル5秒7の俊足を生かし、初盗塁を成功させる

庄子選手の打撃力は、課題だった打球速度の向上が見え始めている

160キロがメジャーリーグにおける俊足選手の最低基準とされる中、彼は初めの頃、158キロを記録していたが、現在では163キロに達し、小久保監督も「形は今のままでいいからスイング力をつけよう」との期待を寄せる

それでも、第3打席では技術面に課題を残した

犠打を試みたが、初球はファウル、2球目は空振りと続き、二塁走者がアウトとなる痛恨のミス

しかし、首脳陣にとっては予想の範囲内であり、小久保監督は「課題が見つかったのは良かった」と成長への期待を示した

先発の遊撃手が離脱している中で、庄子選手は開幕スタメンを目指す強い気持ちを抱いている

彼は「もちろんそこを狙っているし、持ち味をアピールしていきたい」と話し、競争が激化する中でも自らのスタイルを貫く意向を示した

庄子雄大の基本プロフィール

生年月日 2002年(平14)10月2日
出身 神奈川県
身長・体重 1メートル77、75キロ
投打 右投げ左打ち
趣味 オムライス
座右の銘 目標がその日その日を支配する
庄子選手のデビュー戦でのパフォーマンスは、今後の成長と期待感を高めるものでした。特に、持ち味である俊足や打撃の改善が見られたことは、チームにとって大きな希望となります。これからも成長を見守っていきたいです。
キーワード解説

  • オープン戦とは?:オープン戦は、プロ野球のシーズンが始まる前に行われる試合で、選手たちの調整やチームの戦力チェックが目的です。
  • スタメンとは?:スタメンとは、試合に先発出場する選手たちのことを指します。ゲーム開始時に名を連ねる選手がスタメンです。
  • 盗塁とは?:盗塁は、バッターがボールを打たずに、相手の意表を突いて次の塁を目指すプレーのことです。走者が早く走る技術が求められます。

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