ロッテの立松、オープン戦で外野手デビューするも異例の急場対応

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2025年2月24日、オープン戦においてロッテは巨人に2-1で勝利しました

この試合で特筆すべきは、ロッテのドラフト6位ルーキー立松選手が外野手としてプロデビューを果たした点です

立松選手は、日本生命で社会人野球を経験した後にプロ入りし、内野手登録ながら、捕手の練習を中心に行っていました

急きょ外野手として出場

試合は8回に差し込まれる形で、先輩選手の愛斗が死球を受けて交代

立松選手は、その代走としてフィールドに入ることになりました

その後、守備に加わり右翼守備へと就きました

社会人時代の経験を活かして

立松選手は社会人野球時代に一度だけ外野を守った経験があり、さらにプロ入り前にはキャッチャーミットやファーストミット、内野用・外野用のグラブを用意していました

しかし、オープン戦前のキャンプでは外野用グラブを持参していなかったため、愛斗選手から借りて対応することになりました

試合中のハプニング

立松選手は、試合中に飛んできた浅野選手の打球を無難に捕球し、「ビックリしたっす

話題性たっぷりっすね~」と笑顔でコメントしました

この突発的な出場は、開幕1軍へのアピールの一環ともなったのですが、立松選手自身は「(外野起用は)ないほうがいいですね」と正直な気持ちを漏らしました

監督の見解
吉井監督は、「今日は(外野手が)いなかったので仕方なしに起用した」と語り、立松選手を外野に配置した理由を説明しました

監督は今後についても「シーズン中は雑な使い方はしない

まずはしっかりキャッチャーとしてやることが重要」と強調しました

今回の立松選手の外野手デビューは、急な状況下での対応でしたが、彼の経験が役立った場面と言えます。今後は捕手としての成長に重点を置くべきですが、その柔軟さが評価されることでしょう。
キーワード解説

  • 外野手とは? 野球のポジションの一つで、内野の後ろに位置し、打球を捕る役割を担っています。
  • 代走とは? 守備に出ている選手を交代し、その選手に対して走塁を専門に行う選手を投入することです。
  • オープン戦とは? シーズン前に行われる試合で、チームの調整や選手の評価を目的としています。

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