この試合では、日米通算200勝にあと3勝となった田中将大投手(36)が移籍後初めてオープン戦に登板した
田中投手は先発として1回を無安打無失点で抑える順調なデビューを果たした
続いて登板した2番手の井上温大投手は、ルーキーの荒巻選手の悪送球も影響しながらも、2回を1失点(自責0)という結果で踏ん張った
さらに3番手の田中瑛斗投手は、3回を4安打無失点とし自己アピールに成功する
しかし、試合の流れが変わったのは1―1の同点で迎えた7回
4番手平内龍太投手が2回を投げて1安打3四死球を出し、特に2イニング目には満塁のピンチを招き、押し出し四球によって決勝点を献上してしまった
試合後、阿部慎之助監督は田中将の投球について、「良かったと思います
自分を崩さないというか、今、修正しているところをしっかりやってくれたので、それで十分かなと思う」とそのパフォーマンスを評価した
この日で沖縄のキャンプ最後のオープン戦が終了し、25日には春季キャンプの打ち上げを迎える
阿部監督は、「明日、もう1日ありますけど、ケガ人がなかったというのはすごく大きなことですし、最後まで引き締めてケガ人ゼロで東京に帰りたい」と意気込みを語った
また、選手の入れ替えについても触れ、「たぶん、明日(二軍に落ちる選手が)出てくると思う
投手は人数が多いし、試合で投げられない人もいる
内容が悪ければ落とす人もいると思いますが、ちゃんと課題を与えて(二軍へ)行かせようと思います」と述べた
今回の試合を通じて、田中投手のパフォーマンスは今後のシーズンに向けて大きな期待を持たせました。特に、投手陣の整理や選手の入れ替えについて、監督の考えも明確であり、この先のチームの方向性が見えてきました。
ネットの反応
阿部監督がキャンプを終え、一軍と二軍の選手の入れ替えを示唆したことに対するコメントが多く寄せられています
特に、平内選手に関しては「確定だな」といった明確な意見がありながらも、「成長しないのにまだいる」という厳しい指摘も見られます
さらに、守備面での問題点が強調されています
「イージーゴロをファンブル」といった具体的な守備ミスが言及され、「プロ野球の外野守備で普通に守れないのは厳しい」との声が上がっていることから、選手の実力に対する不安が感じられます
多くのコメントが平内選手、西館選手の二軍落ちを予想しており、彼らの現状が一軍に適していないとの意見が多いです
また、新たに昇格する可能性がある選手についても期待や期待外れの声が寄せられています
「即戦力ドラフト」と称される現在の選手層を考慮すると、若手選手たちがどのように進化していくのか注目されている状況です
中でも、浅野選手の守備力についての意見が多く、「守備をみっちり鍛えないと使えない」といった意見が見受けられ、今後の成長を期待されています
阿部監督の言葉を受けて、ファンからは選手選考やチーム編成への関心が高まっています
ネットコメントを一部抜粋
平内は確定だな。
当然、三軍でいいんじゃないの。
あの守備なら岡本以上の打撃成績残さないといけないでしょう。
やはり、平内は使えんね!
浅野は守備をみっちり鍛えないと使えないなぁ。
キーワード解説
- オープン戦とは?:プロ野球チームが本番のシーズンに向けて行う、公式競技ではない練習試合のこと。
- 自責点とは?:ピッチャーが自分の投球によって失点した点数を指し、過失によらない失点を表す。
- 四死球とは?:投手が与えた四球(フォアボール)や死球(デッドボール)のことを言い、ランナーを塁に進めることになる。