日本ハム・金村投手が新球に手応えを感じる 台湾・味全との練習試合で好投

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◇練習試合 日本ハム12-3台湾・味全(2025年2月24日 名護) プロ野球日本ハムファイターズの若手エース候補、金村尚真投手(24)が、台湾・味全との練習試合で圧巻の投球を見せ、今季に向けた準備を着実に進めていることが明らかになった

新球に挑戦する金村投手

金村投手はこの日、先発として3回を投げ、4安打無失点、3奪三振という成績を収めた

特に注目されたのが、オフシーズンにエース伊藤大海投手(27)から伝授された縦に落ちるスライダーだ

この新球は、従来のスライダーに比べて投球の幅を広げ、より多くの打者を翻弄する可能性を秘めている

投球の課題と収穫

金村は「前回の実戦ではスライダーが高めに抜けたが、今回は低めにきちんと投げることができ、収穫があった」と述べ、前回の投球内容をしっかりとフィードバックしていることが伺えた

また、彼は「完璧を求めすぎてしまう」という自身の性格を反映し、最終的な完成度を高めるための努力を続けている

捕手の田宮に「良かったよ」と言われたことで、自己評価も少し緩和されたようだ

昨季との違いと今後の展望

昨シーズンは29試合に登板し7勝6敗、防御率2.38を記録したが、金村は「今年は決め球の必要性を感じている」と語る

今年の開幕戦(3月28日)に向け、練習を重ねていく中で、特にスライダーのコンディションを整える意欲を見せている

「今は120キロ台だが、130キロ前半になれば、より使いやすい球になる」と、新球のさらなる成長を期待している

最後に

金村投手は新たな決め球を武器に、2025シーズンの開幕に向けての準備を進めている

完璧主義者とも言える彼の姿勢が、今後の試合でも生かされることに期待がかかる

この記事からは、金村投手の自己評価と新球に対する前向きな姿勢が伝わってきます。また、彼の投球スタイルの進化が、今後のシーズンにどう影響を与えるのか非常に興味深いです。開幕戦での活躍が期待されます。
キーワード解説

  • スライダーとは?スライダーは、野球の投球技術のひとつで、ボールが投げられた後に横に曲がる変化球です。主に打者のタイミングを外すために用いられます。
  • 奪三振とは?奪三振は、投手が打者を三振に打ち取ることを意味します。スワイプされたボールに対して打者が振ってしまうことで、相手をアウトにする重要な要素です。
  • 防御率とは?防御率は、投手の成績を表す指標で、与えた自責点の数を投球回数で割ったものです。数値が低いほど投手の成績が良いとされます。

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