先頭打者に本塁打を許すなど、2回36球を投げ、3安打1奪三振1四球1失点の成績でしたが、昨シーズンからのフォーム変更が注目されています
田嶋は、今季から新たな投球フォームを模索しており、その影響についてスポーツ解説者たちが分析を行いました
フジテレビONEの『プロ野球ニュース2025』では、解説者の齊藤明雄氏がこのフォーム変更の意図を解説しました
齊藤氏は、昨季の田嶋のフォームについて「スリークォーターの位置からしっかり投げ込む形で、力強さがあり、打者に対する威圧感もあった」と評価しています
一方、今季の新フォームは「腕を先に上げて、体を前に倒す形」で、腕が横振りになる傾向が見られると指摘
「これにより打者は球に迫力がないと感じるかもしれないが、見た目以上に速く感じる可能性がある
しかし、変化球の精度が落ちると強打を浴びることが懸念される」と語りました
また、元プロ野球選手の谷沢健一氏は、フォーム変更の背景について分析しました
昨シーズン、田嶋選手は左打者に対しての失点が目立ったため、内角を突くピッチングをしていくための変更かもしれないと述べました
これにより、右打者には外角へのシンカー系の球が生きてくると思われ、今後の投球スタイルに期待が寄せられます
田嶋選手の新フォームへの挑戦は、彼自身の成長とチームへの貢献を目指す重要な試みです。昨シーズンの経験を踏まえての改良は、プロフェッショナルな選手としての姿勢を示しています。これからどのようにフォームが完成していくのか、ファンの間では期待が高まっています。
ネットの反応
オリックス・田嶋大樹選手の新たな投球フォームに対するコメントは、多様な意見が寄せられています
まず、彼の投球内容について、「低めに投げ込んではいたけどボールが多かった」と指摘される一方で、「本人が信じて楽しんでやってる」と評価するコメントもあります
このようにファンの間では、田嶋選手への期待と厳しい眼差しが共存しています
新フォームに挑戦する姿勢に対しては、「そのモチベーションは評価したい」といった声がある一方、投球の調整状況については「まだまだ調整段階」との見解も見られます
特に、「今まで田嶋の武器だった右打者へのクロスファイアが全然決まっていない」など、具体的な技術面での指摘もあり、技術的な不安が存在しています
また、「田嶋が今置かれている立場は微妙」との意見があり、競争の激しい先発陣の中で彼の位置づけについても言及されています
さらには、「年齢的にもタジが投手陣を引っ張るぐらいじゃないと」との期待の声もあり、自身の成長とチームへの貢献を求めるファンの気持ちが反映されています
このように、田嶋選手への期待と不安が入り混じったコメントが集まり、彼の今後の活躍に大きな注目が寄せられています
ネットコメントを一部抜粋
低めに投げ込んではいたけどボールが多かったね。
本人が信じて楽しんでやってるからそこにかけたい。
田嶋、一つ上の東や大竹みたいになんとかしたいね。
打たれてわかることもあるしまだまだ調整段階なんでしょ。
田嶋はスリークォーターな上に球速が140キロ台だから、どうしても低めの球を見切られやすい。
キーワード解説
- スリークォーターとは? 肩の位置を基準にして、腕を横に振る投球スタイルのことを指します。このスタイルは、球の角度やスピードに影響を与えることがあり、打者にとっては見極めが難しくなります。
- ボールの変化球とは? ボールが一定の回転をしながら進むことで、直進する球体とは異なる軌道を持つ球種のことを指します。これにより打者は打ちづらさを感じます。