巨人・田中将大、オープン戦で初登板無失点 フォーム調整の成果見える

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巨人に移籍した田中将大投手が、2025年2月24日に行われたロッテとのオープン戦で初めての登板を果たし、先発として無失点の好投を見せました

この試合では、先頭打者が味方のエラーで出塁する場面もありましたが、次の打者を併殺打に打ち取り、1イニングを無失点で終えました

この試合を解説した齊藤明雄氏は、田中投手がキャンプから久保巡回コーチと共に取り組んできたフォームの改造について言及しました

特に、体の軸をしっかり持って縦振りのフォームを意識する練習が重要だとし、17日の紅白戦ではまだ完全には習得できていなかったと評しました

しかし、この日のピッチングを見て、ストレートが145キロを記録し、縦に落ちるスピリットも安定していることから、徐々にフォーム改造が成果を見せていると感じたそうです

田中投手は、あと3勝で名球会入りが見えてきており、菅野投手が退団した巨人にとっては彼の完全復活が期待されています

谷沢健一氏も、久保コーチによるフォームの調整が非常に良く進んでいると評価しました

具体的には、投球時のグラブの位置を自分の方に近づけることで、より安定した投球ができるようになったと語っています

田中投手の次戦に向けて、巨人ファンの期待はますます高まっています

田中将大投手のオープン戦での無失点ピッチングは、彼の復活に向けての期待を高めるものとなりました。フォーム調整が進んでいる様子も見受けられ、このままシーズンに入っても好調を維持できるかが注目されます。特に名球会入りが目前に迫っていることは、彼にとっても大きなモチベーションとなるでしょう。
キーワード解説

  • 名球会とは?プロ野球における名選手が集まる団体で、通算200勝以上を達成した投手が名を連ねます。
  • ストレートとは?ピッチャーが最も基本的に投げる直球で、スピードが勝負の要素となる球種です。
  • フォーム改造とは?投手が自分の投球フォームを改善・変更して、より良い投球を目指す行為です。

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