戸郷翔征投手(24)はこのキャンプを振り返り、「今年は宮崎も沖縄も例年になくちょっと寒かったですけど、順調にキャンプを過ごして、ケガなく終われたのが一番良かったかなと思います」と述べた
戸郷投手は新加入選手とのコミュニケーションが重要であると強調し、彼らとの会話を大切にしながら、自己の調整にもしっかりと取り組んでいる様子を見せた
「今年はカットボールだったり、トレーニングの内容を変えたりとか、いろんなことをしましたし、今シーズンがすごく楽しみだなというのが僕の感想です」と語る彼の笑顔が印象的だった
今後、戸郷投手は3月1日に東京ドームで行われる東京ヤクルトスワローズとのオープン戦に先発する予定だ
特に、今季の開幕戦もヤクルトとの対戦が決まっており、開幕投手を務めることも選ばれている
「オープン戦なので、相手もどんな形で来るかわからない」ことから、気を引き締めて臨む意気込みを見せた
その上で、村上宗隆選手との対戦が期待される一方、「早めに試せるというところもありますし、逆に見せようか迷ってますけど
いい印象が相手につけられたらと思います」とプレッシャーを感じながらも楽しみを語った
戸郷選手が春季キャンプを通じて、選手同士のコミュニケーションや新たなトレーニング方法に挑戦している姿勢は、チーム全体の士気を高める要素である。開幕に向けて準備が進む中、彼の成長に期待が高まるばかりだ。
キーワード解説
- 春季キャンプとは?春季キャンプは、日本のプロ野球チームがシーズン前に行う練習の一環で、選手たちが合宿しながら技術向上やチーム作りを行います。
- カットボールとは?カットボールは、投手が投げる球種の一つで、打者のスイングに対して微妙にバットの芯を外して打たせるために使われます。