25日、沖縄の浦添キャンプでブルペン投球を行い、「高い出力で球数を投げること」をテーマに72球を投じた
下半身のコンディション不良により一時は別メニューでの調整を余儀なくされたが、復帰後の投球では力強い球を見せ、状態の良さをアピールした
復帰後初のブルペン投球
今回のブルペン投球は、20日以来のもので、高津臣吾監督(56)がその様子を見守る中で行われた最速140キロ台中盤の直球を投じる奥川の姿は、心地よいミットの音と共にブルペンに響き渡った
投球内容について、奥川は「テーマをクリアできたのでよかった
トレーニングを積んできたおかげで、体の疲れを感じながらも投げられた」と振り返った
開幕の見通しについて
奥川の復帰については高津監督も楽観的な見方を示し、「このまま順調にいけば開幕に間に合うと思う」とのコメントを残したペナントレースの開幕は3月28日で、残り約1カ月を切った中での重要な調整期に入った
この日、奥川はカーブやフォークボールなどの変化球を投げ分け、実戦に向けた準備を進める姿を見せている
勝負の6年目に向けた意気込み
これまでに3年ぶりのリーグ優勝と日本一を目指すヤクルトにとって、奥川の存在は欠かせない2021年には9勝を挙げ、リーグ優勝に貢献した背番号18は、「目標は1軍完走
しっかりオープン戦でアピールしていきたい」とコメントしており、ファンの期待も高まっている
奥川投手の淡々とした投球練習には、開幕に向けた強い意志を感じました。コンディション不良からの早期復帰は素晴らしい成果であり、監督の見通しも前向きで期待が高まります。現時点ではアクシデントもなく、次なる実戦登板が待たれます。
ネットの反応
奥川恭伸選手がブルペンで72球を投げたニュースに対し、ファンからは多くのコメントが寄せられています
彼の復帰が開幕ローテーションに大きく影響するとの期待が高まる一方で、これまでの怪我の経歴も影響して、不安を感じるファンも少なくありません
コメントでは、奥川選手の存在がヤクルトの上位争いや優勝にとって不可欠であるという意見が目立ちます
また、技術やトレーニングへの信頼も感じられ、彼が少ない球数で試合を作る能力を発揮すれば、十分に6回を80球で投げられるといった具体的な期待も寄せられています
さらに、一部のコメントでは、彼の怪我に関する報道の信憑性や、過去の怪我の経験を踏まえた体づくりの重要性についても言及されています
ヤクルトファンとしては、奥川選手の存在がチームに与える影響が非常に大きいことから、無理をせず健康を維持しながらシーズンを戦ってほしいという願いが込められているようです
全体として、復活を祝う声とともに、彼の健康を気にする声が共存している状況が伺えます
ネットコメントを一部抜粋
奥川が開幕ローテに入ったら、かなり完全復活に近づくな。
上位争いするか否かは奥川の右腕にかかっている。
今年は沢山登板している試合を見たいので、しっかり体のケアを行いながらマウンドで躍動してください。
ペースダウンしたけど、きっちり開幕まで合わせるというのだから、ケガのことを考えるのはまずは止めてそれを信じましょう。
奥川は何かがしょっちゅう起こるから。
キーワード解説
- ブルペン投球とは?:普通の試合と異なり、選手が独自に行う練習の場で、特に投手が投げるための特定のスペースを指します。
- カーブとは?:投球の一種で、バッターを惑わすためにボールが曲がるように投げられます。
- フォークボールとは?:投手がボールを指の間でしっかりと握り、投球時にボールが急に落ちる変化球のことを指します。