最終日には、選手たちがロングティーや連ティーと呼ばれる打撃練習に汗を流し、特に若手選手たちはひたむきにバットを振り込んだ
約3時間のトレーニングが終了した後、選手とスタッフは円を作り、堂林選手会長が前に立った
「昨年の悔しさは誰ひとり忘れていないと思います
この悔しさを胸に、必ず雪辱を果たしましょう」と決意を表明した
また、「今年は巳（へび）年です
巳が脱皮するように、それぞれが新しい自分に生まれ変わり、2025年という年に、背番号25の年男・新井監督をみんなで胴上げし、幸せな未来をつかみ取りましょう」と続け、一丁締めで締めくくった
広島は2月1日から宮崎県日南市で春季キャンプを開始し、同13日から沖縄で二次キャンプを実施した
チームは、3月1日の楽天とのオープン戦（倉敷）に向けて準備を進めており、同28日の開幕戦・阪神戦（マツダスタジアム）に向けてさらなる完成度を高めていくことが期待されている
広島カープの春季キャンプの成功は、選手たちの結束や士気の向上に寄与したと思われます。特に、堂林選手会長の言葉には、昨季の失敗を忘れずに前進しようという強い意志が感じられました。新井監督のもと、新しい挑戦が待ち受ける2025年シーズンに向け、チームが一つになってサクセスを目指す姿勢は、ファンにとっても期待が高まります。
ネットの反応
広島が春季キャンプを無事に終え、選手会長の堂林選手が新井監督を胴上げしようと呼びかける中で、ネット上ではさまざまな反応が寄せられています
まず、堂林選手を選手会長に選んだことに対して、「堂林が一年通して結果を残した年はあったのか？」や「戦力外候補として見ていた」などの否定的な意見が目立ちました
これに対し、一部のコメントでは「本人も期待しているはずだから、温かく見守ろう」という意見もあり、賛否が分かれています
また、新井監督の選手起用に対する疑問が挙げられ、他の選手をリーダーに選ぶべきではないかという意見もあります
堂林選手の挨拶については「良い締めの挨拶だった」と評価する声もあるものの、多くのコメントでは「堂林選手会長の選出が不安」とする意見が目立っており、ファンの間で選手層や信頼感に対する議論が繰り広げられています
シーズンに向けての期待や懸念が相まって、ファンの関心が高まっていることが伝わるコメント群となっています
ネットコメントを一部抜粋
今シーズンこそ2016年東京ドーム以来の新井さんを胴上げじゃ！
堂林が一年通して結果を残したシーズンありましたか？
選手はシラケるな。
選手会長、小園か坂倉でよいと思う。
真面目な性格が出てたし、新井さんを男にする気持ちが伝わってきた。
キーワード解説
- 春季キャンプとは？春季キャンプはプロ野球チームがシーズン前に行う練習合宿で、選手たちが体調を整え、新たな戦術を実践する重要な期間です。
- 堂林選手会長とは？堂林選手会長は広島カープのキャプテンであり、チームの士気を高めるためのリーダーシップを発揮しています。
- 一丁締めとは？一丁締めは、日本の伝統的な締めの仕方で、団結を象徴するために行われます。選手同士の士気を高めるために重要な役割を果たします。
