2005年6月、打率は3割を超えていたものの、5番打者として期待される打点が増えなかったことを振り返り、「コツコツ安打を打っても打点は増えない
長打が必要だ」と悟ったという
今岡氏は打率を上げるための安打狙いをやめ、本塁打を狙う大きなスイングに切り替えた
その結果、打率は.279に落ちたものの、29本塁打を記録
これは阪神の歴代最多記録であり、NPB全体でも歴代3位に入る147打点をマークし、打点王のタイトルを獲得した
この年の4番は金本知憲選手で、彼もまた高い成績を残しており、今岡氏は得点圏での打率が.370という好成績を残していた
特に満塁の場面では打率はなんと6割を超える結果を出しており、49打点を記録していた
これにより、今岡氏は「チャンスで打席に立つのが好きだった」と語っている
06年には死球を受けて負傷し、その結果「ばね指」と呼ばれる腱鞘炎の手術を受けたが、その後も調子は良くならず、出場試合数が減少した
08年9月11日には急遽1軍昇格を果たし、その試合で同点の2ランホームランを放つなど、依然として強い勝負感を持つ選手だったことを証明した
最後に、今岡氏はポジションについても触れ、特にサードが最も難しいと感じたことを明らかにしている
守備の負担を軽減するために岡田監督の指導の下、二塁から三塁に位置を変更したが、今岡氏にとっては困難な挑戦だったようだ
今岡真訪氏が打率と打点の関係について語る姿は、選手としての経験に裏付けられた貴重なものである。特に、打率を上げるための安打狙いから、本塁打を狙うスタイルに転換したことは、多くの打者にとって学ぶべき重要なポイントと言える。勝負強さを持つ彼のプレースタイルは、今後の若手選手にとって大いに参考になるだろう。
ネットの反応
多くのコメントは、今岡真訪選手の打撃能力や勝負強さに焦点を当てています
特に、2005年に記録した147打点に対するリスペクトが表れています
満塁での打率が6割であったという評判にも触れられており、「チャンスに強い打者」のイメージが強調されています
また、今岡選手が打席に立った際の雰囲気や、観客の期待を引き寄せていたことにも言及されています
レスポンスのある打撃スタイルが印象的で、特に「打点おばけ」としての評価が高いです
彼が相手ピッチャーに対して見せた闘志も記憶に残っており、「舐めんなボケッ!!」と叫んだエピソードなどが感動的に語られています
さらに、今岡選手が阪神タイガースの歴史に残る選手であるという認識が広がっており、彼と共にプレーをした選手たちとの連携や、彼が築いた強力な打線についても触れられています
打率やホームラン数よりも「打点を稼ぐ」といった特徴もしっかりと記録されており、一部のコメントでは今岡選手のような選手の復活を期待する声も聞かれました
彼の成功がもたらした楽しさや記憶は、多くのファンにとって宝物であることが伝わります
ネットコメントを一部抜粋
チャンスで今岡に打席回った時に、こっちが両手合わせて『お願いしますっ!!』ってやればほぼ打った。
満塁時の打率6割、当時観てる者の体感としては8割ぐらい打ってたな
今岡さんは本当に凄かったですよ。打席でも、絶対打つわ…と言う雰囲気ありましたもん。
今の巨人の坂本みたいに内角高めをものともしない感じで打ってしまう感じだった。
欲しいのは今岡のような打点おばけ、打率はそこそこでいい。
キーワード解説
- 打率とは?:打率は、選手が打った安打の数を打席数で割った数字で、選手の打撃力を示す重要な指標です。
- 打点とは?:打点は、その選手が打席で安打を打って仲間の選手を本塁に返した回数を示し、チームの得点に直接影響を与える数値です。
- 三冠王とは?:三冠王は、シーズン中に打率、ホームラン、打点の3部門で最も優れた成績を収めた選手に贈られる称号です。
- ばね指とは?:ばね指は、指の腱鞘炎の一種で、指が動きにくくなったり、痛みが生じる状態のことを指します。