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ソフトバンク前田悠伍、練習試合で好投を見せ開幕ローテ入りを狙う

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 「練習試合、ソフトバンク1-6韓国・ロッテ」(2月26日、アイビースタジアム)で、福岡ソフトバンクホークスの前田悠伍投手が八回からマウンドに上がりました

入団2年目の前田投手は、この試合で2回を投げて1安打無失点という素晴らしい成績を残しました

八回のピッチングで見せた素質

 八回の投球では、先頭打者に中前打を許しましたが、そこからは圧巻のピッチング

後続の打者を3者連続で三振に仕留めるという見事な投球を披露しました

このように、三振を奪うことを「三振奪取」と呼び、ピッチャーの重要な能力とされています

九回も緩急を使った投球

 続く九回も、前田投手は打者を巧みに抑えました

緩急自在の投球とは、速球と変化球を上手に組み合わせて打者を翻弄する技術のことです

前田は、最速144キロを記録し、安定した投球内容を維持しました

課題を乗り越えた成果

 実際、15日の紅白戦では直球の威力不足を露呈し、2回で5安打2失点と結果を残せませんでした

しかし、この日の好投について前田投手は「今までアピールしきれなかった部分もあった

今日は強い気持ちで臨んだので、いい結果が出て良かったと思う」と自信を持って語りました

クリエイティブな準備
 前田投手は、登板前に大阪桐蔭高校時代のコーチとの会話からヒントを得ただけでなく、前夜には風呂に入っていた際に「ひらめき」を得て、シャドーピッチングを行って試合に臨みました

このように、精神面や準備もピッチングに大きく影響することがあります

 「それを試合で出せたので良かった」と語る前田選手は、普段はクールな性格ですが、この日は嬉しそうに笑顔を見せました

今シーズンの目標は開幕ローテ入りですが、狭き門の中で自分の力を発揮し続ける19歳の有望株に注目です

 前田悠伍投手の練習試合での好投は、開幕ローテ入りを目指す上で大きな自信となったでしょう。特に、緊迫した状況での三者連続三振は、彼の将来性を示すものです。若い選手が経験を積む過程で、競争が激化するなかでの成功は貴重です。
キーワード解説

  • 前田悠伍とは?:福岡ソフトバンクホークスに所属する若手投手で、ドラフト1位で入団した期待の選手です。
  • 緩急自在の投球とは?:速球と変化球を巧みに使い分けて打者を翻弄するピッチング技術を指します。
  • 三振奪取とは?:バッターを三振に仕留めることを言い、ピッチャーの力を示す指標の一つです。

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