巨人、新球場「ジャイアンツタウンスタジアム」の内覧会を開催

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 読売ジャイアンツは3月1日に行われるヤクルト戦を控え、東京都稲城市に新たに完成した「ジャイアンツタウンスタジアム」の報道陣向け内覧会を開催した

このスタジアムは巨人のファームチームやアマチュア野球の振興を目的に建設されたもので、グラウンド、室内練習場、場内コンコースに設置された飲食売店などが公開された

新球場の設計と特徴

 この新スタジアムは、両翼100メートル、センター122メートルというフィールドサイズで、マウンドの高さも東京ドームと同じ設計になっている

これは、選手が東京ドームでの試合にスムーズに臨めるよう配慮された設計である

担当の山本広海総務本部長は、「選手たちが自然にプレーできる環境を整えた」と語った

選手育成への期待

 スタジアム内には若手選手の“道しるべ”として、名誉監督の長嶋茂雄が現役時代に使用していたバットやグラブ、ユニホームが展示されている

このような歴史的なアイテムは、選手たちにとって、大きな刺激となるだろう

また、ベンチ裏には球団創設からの歴史を紹介する展示もあり、王貞治氏や岡本選手など、往年の名選手の写真が飾られ、未来のスター選手たちの奮起を促す狙いがある

地域との連携

 「ジャイアンツタウンスタジアム」は、アマチュア球界と密接に連携を図り、夏の東京大会や大学野球のリーグ戦でも使用される予定

また、試合のない日はグラウンドの一部やサブグラウンドも開放され、地域に根差した球場を目指す姿勢がうかがえる

新スタジアムの未来
 収容人数は2872人を誇り、エキサイトシートも設けられており、ファンとの距離感も重視されている

この新球場は、巨人や日本のプロ野球の未来を担う重要な場となることが期待されている

また、27年には水族館を併設した国内初の水族館一体型球場として完成する予定で、今後の成長が楽しみである

新しくオープンする「ジャイアンツタウンスタジアム」は、巨人とアマチュア野球の未来にとって重要な役割を果たすことが期待されており、地域と共に成長していく姿勢が印象的です。また、観客との距離感を大切にした設計も魅力の一つです。
キーワード解説

  • 新球場とは?新球場は、特定のスポーツチームやイベントのために建設された新しいスタジアムや施設のことを指します。
  • ファームチームとは?ファームチームは、メインチームの下に位置しており、将来の選手を育成する役割があります。
  • エキサイトシートとは?エキサイトシートは、観客が試合を特に近い距離で観戦できる特別な座席のことです。

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