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ソフトバンク大関、投球フォームを2022年型に回帰し球速アップを狙う

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<練習試合:ソフトバンク-韓国・斗山ベアーズ>◇27日◇宮崎アイビー ソフトバンクの大関友久投手(27)は、27日に行われた韓国・斗山ベアーズとの練習試合で、昨シーズンの投球フォームから2022年型への回帰を果たすことを明らかにしました

大関は昨シーズンに自己最多の8勝を挙げたものの、最速148キロ、平均球速142キロという結果に終わり、これは過去3年間での自己ワーストの数字でした

そのため、球速アップを目指して、2022年の時点での最速152キロ、平均球速148キロを理想とし、再調整をすることに決めたのです

この日の試合では、2回を投げて1安打無失点という結果を残し、開幕ローテーション左腕としての手応えを感じたと語ります

技術の向上と試行錯誤

大関は、自身の投球について「2022年ぐらいのストレートを求めています」と話し、過去の投球技術や安定感を維持しつつも、球速を復活させようと試行錯誤を重ねています

昨季の経験を元に、球のスピード感を取り戻すことが目標としています

さらに、韓国・斗山との試合では、キャンプの疲労がある中でも最速143キロを記録するなど、調整段階としては順調であることを実感したと述べました

投じた変化球はカーブのみで、急激な球速の変化を見せつつ、バッターの反応を確認することを意識して投球しました

開幕への意気込み

大関は、開幕ローテーションが決定済みであり、シーズン本番までにピークを持ってくる計画を立てています

「自分の開幕戦までには150キロを超える状態を作りたい」と意気込みを語り、球速向上は自己の成長に繋がる重要な要素であると明言しました

「球速が全てではないが、1つの要素として、緩やかに右肩上がりに伸びていくことを期待しています」と、自身の成長を信じる姿勢を見せています

大関投手が投球フォームを回帰させることで球速をアップさせようとする姿勢は、プロ野球選手として真摯な努力を示しています。特に、過去の経験を活かし、新しい技術を取り入れる柔軟性が重要です。競争が激しい開幕ローテーションでの位置を確保するためには、さらなる技術向上が求められます。
キーワード解説

  • 投球フォームとは?:投球フォームは、選手がボールを投げる際の体の動かし方や姿勢で、パフォーマンスに影響を与えます。
  • 球速とは?:球速は、投手が投げたボールが1秒あたりに進む距離のことで、高速で投げるほど打撃側にはプレッシャーを与えます。
  • 開幕ローテーションとは?:開幕ローテーションは、シーズン開始時に設定される先発投手の順番で、チームの強さに大きな影響を与えます。

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