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オリックス・平野佳寿が新球「ツーシーム」を披露、韓国ロッテ戦で無安打無失点の好投

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(練習試合、オリックス4-1韓国ロッテ、27日、宮崎)オリックス・平野佳寿投手(40)が韓国ロッテとの練習試合に2番手で登板しました

平野投手は五回から1回を無安打無失点に抑え、新たに練習しているツーシームという球種に手応えを感じている様子です

この練習試合では先頭打者をフォークで空振り三振に仕留め、続く打者もツーシームで追い込み、最後は再びフォークで2者連続で空を切らせました

ツーシームとは、ボールにわずかな回転をかけて投げることで、打者に対して変化する球種です

この球は打者にとって影響が大きく、バッティングのタイミングを崩すために効果的です

平野投手はこの新球の習得に集中するため、キャンプ中はキャッチボールやブルペンではフォーシーム(通常の直球)は一切投げず、ツーシームのみに焦点を当てました

「(直球を)捨てたわけではないけれど、ツーシームをモノにしたいという目標があった」と彼は語ります

平野投手は、登板後に岸田監督から「いいツーシームの動きをしていた」と評価され、自信を深めています

昨シーズンは右肘の不調により、12試合の登板にとどまったため、今年はこの新たな武器を使って挽回を期しています

3月には41歳となるチーム最年長の右腕である彼は、「しっかりアピールしてチャンスをつかめるようにしたい」と意気込みを語りました

また、NPB(日本プロ野球)での通算250セーブ達成も視野に入れており、ベテランの勝負の一年が始まっています

この記事では、平野選手が新たな球種「ツーシーム」を取り入れて練習試合で好投を見せたことに焦点を当てています。新しい挑戦をする姿勢が評価され、今後のシーズンでの活躍が期待されます。年齢を理由にして低迷する選手も多い中、平野選手が持つ意気込みは他の選手にとっても刺激となるでしょう。
キーワード解説

  • ツーシームとは?ボールにわずかな回転をかけて投げることで、球が変化しやすくなる球種です。
  • フォークとは?ボールを指先で押さえつけて投げることで、落ちる球を作る技術です。
  • NPB(日本プロ野球)とは?日本のプロ野球リーグで、全国にチームが分かれています。

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