NPBは、オンラインカジノに関する調査を行っており、「一定程度時間がたたないと、球団からも報告が上がってこないと思います」とコメントしました
オンラインカジノの利用問題は、オリックス・山岡泰輔投手（29）が、海外のカジノによるポーカーゲームのトーナメント大会に参加したことが発端となりました
この行動は、プロ野球におけるコンプライアンス（法令や規則の遵守）違反とされ、球団は21日に山岡選手に対し、当面の間の活動自粛を命じています
NPBは20日に12球団に対して実施した調査の結果、オリックス以外の7球団に在籍する14人の選手がオンラインカジノを利用していたことが判明しました
中村事務局長は新たな申告者の名前を公表しなかった理由について、「選手に罰を与えることで、練習ができなくなったり、環境まで奪うのは本意ではない
選手と寄り添い、短い選手生命をサポートしたい」と説明しました
なお、野球協約で禁じられている野球賭博に関する申告はなかったことも併せて報告されており、今後の処分等については各球団の判断に委ねる方針が示されています
今回のNPBの発表は、オンラインカジノの問題がプロ野球界に与える影響の大きさを再確認させるものであり、選手の行動がどのような結果を引き起こすかを示しています。特に、山岡選手のケースからもわかるように、選手生命に大きな影響を及ぼす可能性があります。今後、スポーツ界におけるギャンブルの影響をどう取り扱っていくかが重要です。
ネットの反応
コメントの内容を詳しく要約すると、オリックスの山岡泰輔選手を含む8球団の15人がオンラインカジノを利用した件について、コメントが多く寄せられました
特に山岡選手だけが実名で公表されてしまったため、その不公平感が強調されています
多くのコメントは、自己申告した選手が不利益を被っていると指摘しており、「山岡だけ実名公表とは釈然としない」といった意見が寄せられました
山岡選手が時効が成立していないのはなぜか、という疑問からも、不公平感に対する理解が示されています
また、選手たちが練習環境を奪われてしまうことについて、「今後ネットであれこれ語り継がれるのかわいそう」といった声もあり、選手の人権に配慮する必要性が訴えられています
さらに、NPBの対応が甘いとの批判もあります
オンラインカジノは違法であるにも関わらず、適切な措置が取られていないとの意見が多く、「厳しい対応しなければ今後も続きます」と警告する声もありました
また、選手会の行動についても疑問視されており、「ファンあってのスポーツなので、誠実に対応して欲しい」という期待が述べられています
全体として、選手への配慮や、公平な処分基準を求める声が強く、不公平感やNPBの対応に対する不満が目立つ状況が浮き彫りになっています
ネットコメントを一部抜粋
山岡だけ実名公表とは釈然としないな
1番に自己申告した山岡だけが矢面に立たされて今後ネットであれこれ語り継がれるのかわいそうだな
山岡も救済して下さい
NPBの発言は甘すぎる。オンラインカジノは犯罪ですよ。
球団の名前と人数くらい公表しても良いんじゃないかな。
キーワード解説
- オンラインカジノとは？オンラインカジノは、インターネットを通じて行われるカジノゲームやギャンブルを提供するサービスのことです。プレイヤーは、パソコンやスマートフォンを使って、実際のカジノと同様のゲームを楽しめます。
- コンプライアンスとは？コンプライアンスは、企業や団体が法律や規則、倫理を守ることを指します。スポーツの世界では特に、選手がルールを遵守することが求められます。
- 野球賭博とは？野球賭博は、野球の試合の結果に賭ける行為を指し、プロ野球では厳しく禁止されています。選手が賭博に関与すると、不祥事として処分を受ける可能性があります。
