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ヤクルト・長岡秀樹、プロ野球史上初の守備率10割を目指す

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 日本テレビ「ZIP!」(月~金曜前5・50)が28日に生放送され、東京ヤクルトスワローズの長岡秀樹内野手(23)がVTR出演し、今季の目標の一つとして「守備率10割」を掲げた

守備率とは、野球において選手が守備を担当した際にエラーを犯さなかった割合を示す指標であり、特に守備が求められる遊撃手(ショート)はその重要性が高い

 2025年のプロ野球開幕まで、28日でちょうど1カ月となる中、日本テレビが特集したのはヤクルトと対戦する巨人側であった

野球中継を担当する平松修造アナウンサー(32)は、2月2日に行われたヤクルトの沖縄・浦添キャンプを取材し、長岡にインタビューを行った

 長岡は自らの意気込みを語り、「長岡秀樹です

今シーズンはリーグ優勝、日本一を目指して頑張りますので、ご声援よろしくお願いします」と挨拶した

さらに、さまざまなポーズも披露する中で、長岡の人柄や強い意志が窺えた

 彼は八千代松陰高校から2019年のドラフト5位でヤクルトに入団し、守備力には定評がある

昨年2022年、長岡は遊撃手としてゴールデングラブ賞を受賞した

打率に関しては2022年が.241、2023年が.227と目立った成績ではなかったが、プロ5年目を迎えた昨シーズンには打率.288を記録し、セ・リーグで6位にランクインし、両リーグ最多の163安打を放つなど、見事な活躍を見せた

これにより、初の打撃タイトルとベストナインにも輝く実績を残している

また、来月に行われるオランダとの試合に向けて侍ジャパンに初選出されるという新たな挑戦も待っている

 長岡の魅力について、二遊間を組む主将である山田哲人内野手(32)は「彼は守備が一番だと思う

ショートゴロが飛ぶと、なんか凄い安心した気持ちになります」とその守備力を高く評価している

 今季の守備に関して聞かれると、長岡は「一番は守備率10割」とノーエラーを達成する意気込みを示した

遊撃手は厳しい打球が多く、守備範囲も広いポジションであるため、こうした記録は過去に達成した人がいないが、「まだ誰も達成したことがない記録ですし、現役である以上そこを毎年目指していかないといけない」と真摯な姿勢で目標を掲げる姿はふさわしいものであった

長岡選手の挑戦は、ただの個人の目標に留まらず、チーム全体にポジティブな影響を与える可能性を秘めている。守備率10割という高い目標を掲げることで、自らの守備技術をさらに磨くことが期待されるだけでなく、チームメイトにも良い刺激を与えることだろう。
キーワード解説

  • 守備率とは?:野球における守備率は、選手が守備を担当した際にエラーを犯さなかった割合を示す重要な指標です。
  • ゴールデングラブ賞とは?:ゴールデングラブ賞は、守備力が優れた選手に贈られる賞で、特にその年の守備の活躍を評価されます。
  • ベストナインとは?:ベストナインは、各リーグでその年最も優れた選手たちに与えられる称号で、打撃や守備において特に優秀な成績を残した選手に贈られます。

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