福岡ソフトバンクホークスの関連記事

ソフトバンク・モイネロのブルペン投球が絶賛、順調な仕上がりを見せる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 ◆ソフトバンク春季キャンプ(28日、宮崎) 【記者コラム/好球筆打】 この日の宮崎では、ソフトバンクのモイネロ選手がブルペンでの投球で圧倒的なパフォーマンスを発揮し、周囲から絶賛の声が上がった

監督の小久保裕紀氏は、「他の投手とはレベルが違いすぎる

あれでまだ全力じゃないからね」と驚きを隠せなかった

 実際、モイネロの球速と球質について、昨季本塁打と打点の二冠王に輝いた主砲の山川穂高選手は、「軽く投げているのに速く感じる」と、その質の高さに目を丸くしていた

昨季の首位打者である近藤健介選手も、同様にモイネロの球筋の素晴らしさを称賛したという

 モイネロ選手はこの日、ライブBP(実戦形式の練習)を行う予定であったが、調整を考慮しブルペン投球に切り替えた

彼は直球、カーブ、チェンジアップといった多彩な球種を投げ分け、1セット15球×4セットの計72球を投げ込んだ

セット間には約5分の休憩を設けるなど、実戦に近い形式での投球練習を行った

 「意識したのはコントロールだけ

まだ、強く投げても本来の球の強さは出ないと思うので、力の入れ具合は5割くらいかな」と冷静な分析を見せるモイネロは、自らの状態を理解し、着実に調整している

 モイネロ選手はキューバから招いた特別臨時コーチ、ヘスス・ボスベニエル氏に強い信頼を寄せており、彼からのアドバイスを参考にしながらトレーニングを進めている

 今後の予定として、モイネロ選手は宮崎での実戦登板は予定されておらず、福岡に戻った後にライブBPを行い、その後はオープン戦に出場する見込みだ

開幕2カード目の初戦、4月1日の日本ハム戦に向けて着実な調整を重ねていく

モイネロ選手のブルペンでの投球が高く評価されているのは、彼の技術と調整が非常に進んでいるからです。監督やチームメイトの絶賛からも、彼の能力の高さが伺えます。特に、調整に対する真摯な姿勢や自己分析の能力は、素晴らしいアスリートとしての資質を感じさせます。今後のシーズンに向けた彼の活躍が非常に楽しみであり、期待が高まります。
キーワード解説

  • ブルペン投球とは?:ブルペン投球は、投手が試合の前に行う投球練習のことを指します。投手はブルペンでピッチングコーチや捕手とともに、自身の球速や球質を確認し、調整を行います。
  • ライブBPとは?:ライブBPは「ライブバッティング練習」の略で、実戦形式で投手と打者が対戦する練習です。これにより、投手は試合を想定した投球を行い、打者は実際の投手の球を打つ練習ができます。
  • コントロールとは?:コントロールは、投手が投げた球が狙った場所に投げられる能力を指します。投手は良いコントロールを持つことで、打者にとって打ちにくい球を投げることができます。

SNSでもご購読できます。