台湾シリーズ開幕戦となる1日の統一戦(台北ドーム)に先発予定である
彼は、2月25日に同地で行われたWBC予選のスペイン戦で救援として登板し、1回2/3を無失点に抑え、台湾代表の本大会出場決定に大きく貢献した
孫選手は育成契約の選手であるが、新庄監督は彼の今後の登板内容を注視しており、状況次第では早期の支配下登録も示唆している
これにより、彼にとってチャンスを掴む重要な一戦となる
故郷・台北ドームでの特別な日
“台湾の至宝”と称される孫易磊は、台北ドームで約2時間の練習に参加し、ウオーミングアップからリラックスした表情を見せた「帰ってきて、すごくうれしい
気持ちも上がる
明日(1日)は自分のやるべきことをしっかりできればと思っています」と語る彼の言葉からは、大きな期待が感じられる
緊迫した経験を生かす
孫選手は、2月25日のWBC予選での経験を生かし、この試合にも臨む彼は7回に満塁のピンチを迎えた際、2者連続三振を奪ったことで、勝利に貢献した
この経験は彼の成長にとって大きな意味を持つと言える
新庄監督の期待
新庄監督は、孫選手の強さに注目しており、「肝っ玉が座っていて気持ちが強い子先発よりも8回に投げさせたいな」と語っている
支配下昇格の可能性についても、「僕が見て、2軍の成績より、1軍のバッターを抑えられると感じた時には、フロントに支配下にしてくれと頼むつもり」と話している
身体能力の向上と今後の課題
孫選手の体重は昨季の81キロから12キロ増え93キロになったこれは筋肉によって体が大きくなり、パワーも増したことを示す
彼は「課題は変化球
変化球がちゃんと決まれば、ストレートの強さがもっと強く感じる」と語り、さらなる成長を目指す
孫易磊選手の今後の試合に対する期待が高まりつつある。初の1軍クラスの実戦登板は、彼にとって大きなステップアップのシーンとなるだろう。また、監督の評価が高まり、支配下登録の可能性もあることから、チャンスを苦難の中から掴み取る姿勢が求められる。
キーワード解説
- 育成契約とは?: 育成契約とは、選手が特定の条件下でチームに所属する契約のことで、通常は育成選手として扱われ、1軍登録が難しい位置付けです。
- 支配下登録とは?: 支配下登録は、育成選手がチームの1軍に正式に登録されることを指し、これにより給料や試合出場の権利が与えられるようになります。
- ウオーミングアップとは?: ウオーミングアップは、試合や練習を始める前に行う準備運動で、体をほぐしてケガを防ぐために重要です。

