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阪神、宜野座キャンプの進化と競争状況を徹底分析

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阪神タイガースは2月28日、宜野座キャンプを成功裏に打ち上げ、新監督の藤川球児氏(44)体制のもとでの選手たちの進化や競争状況についての詳細が明らかになった

デイリースポーツの阪神担当記者が「先発」、「救援」、「捕手」、「内野」、「外野」の各部門に分けて分析し、各選手の現状や課題を浮き彫りにしている

先発陣の動向

先発投手陣に関しては、村上選手と才木選手の明暗が分かれた

村上選手は3月28日の広島戦で開幕投手を担い、さらに4月1日のホーム開幕戦では才木選手が先発することが決まった

西勇選手とビーズリー選手も開幕ローテーション入りがほぼ確定している

村上選手はブルペンでの仕上がりにおいて素晴らしいパフォーマンスを見せており、今年初の実戦となった22日の楽天とのオープン戦では2回1安打無失点を記録した

一方、才木選手は翌日の中日とのオープン戦で先発し、2回4安打4失点と課題を残す結果となった

開幕ローテーションの競争

昨年に続き2年連続2桁勝利を達成した大竹選手は、24日に下肢に違和感を訴え、別メニューでの調整を余儀なくされている

このため、開幕ローテーションに赤信号が灯る状況だ

残る2枠を新外国人右腕のデュプランティエ選手、伊藤将選手、門別選手が争うことになる

デュプランティエ選手は来日後初のライブBPで最速154キロを記録し、23日の中日とのオープン戦でも1回1安打無失点という結果を残し、一歩リードしている

高卒3年目の門別選手は紅白戦を含む3試合で合計7回無失点を記録し、指揮官からはキャンプMVPに選ばれ、ローテ入りに一歩近づいている

一方の伊藤選手は、対外試合で2度とも失点を喫し、アピールができていない状況だ

阪神タイガースの宜野座キャンプは、新監督藤川球児氏の下、選手たちの進化と競争状況が示される重要な場面となった。特に投手陣における村上選手の期待される存在と、他の選手たちとの競争が注目される。選手たちのパフォーマンスが好調な一方、一部には課題も見られ、開幕が近づくにつれさらなる成長が求められる状況だ。
キーワード解説

  • 藤川球児とは?元プロ野球選手で、阪神タイガースの新監督として指導にあたっている。
  • 開幕投手とは?シーズン初の試合で先発する投手のことで、特別な役割を担う。
  • ブルペンとは?試合中に登板を待つ投手たちがいる場所のことで、ここで準備運動を行う。
  • ローテーションとは?投手陣の連携で、定期的に先発する投手を決め、試合を運ぶ仕組みのこと。
  • キャンプMVPとは?春季キャンプ期間中の最も優秀な選手に授与される賞のことで、優れたパフォーマンスを称えるもの。

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